アグレッシブなグリルと大型リヤスポイラーがいかにもスポーティ!
第8世代レクサスESは、先代モデルからガラリと雰囲気を変えた、よりシャープで現代的なエクステリアを採用する。そして、このデザインがさらにスポーティに進化する可能性がある。
デジタルアーティストのTheottle氏から提供されたCGは、その魅力を余すところなく試し、新型ESにスポーティなエッジを効かせ、最新のレクサスIS F SPORTにインスパイアされたバーチャル「F SPORT」仕様を纏わせた。先代ESにはF SPORTパッケージが用意されていたため、レクサスが新型でもF SPORTパッケージを用意することに期待するのは当然だろう。
同アーティストは、フロントエンドを刷新し、標準装備の小さな下部フロントグリルを廃止、新型ISに見られるような、より大きく、よりアグレッシブなグリルを採用した。このグリルは少し大きすぎると感じるが、エッジの効いたバンパーパーツと相まって、セダンの外観をより印象的なものにしている。

その他では、車高はわずかに下げられ、新しいホイールセットが装着されている。また、リアセクションにもいくつかの変更が加えられている。グロスブラックのディフューザーを備えた新バンパー、クローム仕上げのデュアルテールパイプ、そしてテールゲートに装備された大型ブラックリップスポイラーなど、新型ISのF SPORTから流用されたパーツが盛り込まれている。

レクサスは、新型ESがハイブリッドと電気自動車(EV)の両方で発売されることを発表している。最高出力247PSの2.5L4気筒ハイブリッドエンジンを搭載した「ES 350h」では、前輪駆動と四輪駆動の両方が用意される。AWDバージョンでは、0-100km/hを7.8-8.0秒で加速できると予測している。

一方、電気自動車(EV)については、ふたつのオプションが予定されている。エントリーモデルは、最高出力224.3PSのシングルモーターを搭載した前輪駆動モデル「ES 350e」で、19インチホイールを装着し、航続距離は約685kmとなっている。
より高いパフォーマンスを求める方は、最高出力342.6PSを発揮するデュアルモーターを搭載した「ES 500e」が用意される。このバージョンの最大航続距離は約610kmとなっている。
新型ESが日本に導入されるタイミングで、F SPORTの発表をぜひ期待したいものだ。





