BMW Mが開発を進める高性能EV「iX5 M」のプロトタイプをスクープ班が捉えた。
撮影された車両は、大型化されたエアインテークによって従来モデル以上にアグレッシブなフロントフェイスを採用。一方で、グリルやヘッドライトは現行BMWのデザインを踏襲しており、「ノイエ・クラッセ(新クラス)」時代を見据えたデザイン要素が盛り込まれている。

フロントバンパー下部には、大開口のロアインテークを装備。さらに、メッシュパネルで覆われたミッドマウント式のエアインテークも確認できる。

リヤエンドは比較的控えめな印象だが、テールライトやリフレクターは開発用の暫定パーツとみられる。また、次期X5では現行モデルの特徴である分割式テールゲートが廃止される可能性が高く、EV版や水素燃料電池車にも同様の変更が採用されると予想される。

足まわりにも高性能モデルらしい特徴が見られる。軽量デザインの5スポークアルミホイールにはミシュラン・パイロットスポーツタイヤを装着し、大径ブレーキシステムを組み合わせる。
フロントには大型ブレーキキャリパーとクロスドリルドディスクを装備。高い制動性能を確保しており、この車両が通常のiX5ではなく、Mモデルであることを示す重要な手がかりとなっている。

パワートレインの詳細は明らかになっていないが、下位グレードの「iX5 60」は最高出力569psを発生するデュアルモーターシステムと147.8kWh級の大容量バッテリーを搭載すると予想されている。そのため、最上位モデルとなるiX5 Mは700ps級の出力を実現する可能性が高く、現行のガソリンエンジン搭載X5 Mを上回るパフォーマンスを発揮するとみられる。

次世代X5はEVに加え、水素燃料電池車、ガソリン車、ディーゼル車、プラグインハイブリッド車を展開する計画です。
正式発表は2026年後半から2027年頃と予想される。iX5 Mは、BMW Mが培ってきた走行性能と最新EV技術を融合した、次世代フラッグシップSUVとなりそうだ。