約270万円で車両持ち込みでの製作にも対応!

ベースモデルとして見るGR86の素性の良さ

AE86などを対象に展開されているヘリテージプログラムと並行し、名門“トムス”が手掛けているのがGR86をベースとしたコンプリートカーだ。

足回りには、全長調整式で20段階の減衰力調整機能を備えたアドヴォクス・スポーツを採用。デフには専用セッティングが施された1.5ウェイの機械式LSDが組み込まれる。

ホイールはオプション設定のトムスTWF04で、サイズは前後ともに17インチの8J+47。取材車両には標準装着タイヤであるミシュラン・パイロットスポーツ4(215/40R17)が組み合わされていたが、本来はフロント215、リヤ225サイズのポテンザRE-71RSが推奨される。

エキゾーストマフラーは、テールエンドにチタンカラーを採用したオールステンレス製のトムス・バレルへと変更。さらに、スーパーGTマシンの空力コンセプトを取り入れたスタイリングパーツが、走行性能と存在感を高めている。

スタイリングパーツは、フロントディフューザー、サイドディフューザー、リヤアンダーディフューザー、トランクリッドスポイラーで構成。取材車両には、トムス・バレルのチタン2テール(25万3000円)に対応したAタイプが装着されていた。価格は塗装済みで33万円、未塗装で26万4000円。各パーツは単体での購入も可能だ。

インテリアは基本的にノーマルのまま。ステアリングやシートはオーナーの好みに応じて変更できる余地が残されている。なお、操作性向上を狙ったショートストロークシフトレバーが装着されている点も見逃せない。

「想定しているのは、初めてスポーツカーに乗るユーザーや、かつて乗っていた50代のリターン層です。トムスとしては“走りを楽しむためのベース車”という位置付けですね」と、技術革新本部マネージャーの今村氏は語る。

価格は、新車ベースのコンプリートカーで612万600円。車両持ち込みの場合は273万4600円(いずれも税込)となる。トムスが仕立てたGR86、その完成度に注目が集まりそうだ。

⚫︎取材協力:トムス TEL:03-3704-6801

「井桁ホイールを復刻!」トムスの旧車サポート事業がさらなる深化を遂げた【東京オートサロン2026】

2024年に旧車のレストア事業への参入を発表したトムス。東京オートサロン2026では、フルレストレーションのサンプルともなるAE86型カローラレビンを出展した。ボディの修復とスポット増し、オーバーホールとチューニングを同時に施したエンジン搭載、当時の雰囲気を再現しつつ再構築された内外装など、見どころたっぷり。さらに、往年の名ホイール「井桁(いげた)」を復刻した15インチホイールも出展!

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