ヤマハのエース中須賀克行が17回目の鈴鹿8耐に挑む!YZF-R1で頂点を目指す

ヤマハ発動機を代表するトップライダーである中須賀克行が、自身17回目となる鈴鹿8耐に参戦する。圧倒的な経験値を持つ中須賀は、YZF-R1を武器にファクトリーチームを牽引し、チームとともに2018年以来9回目となる優勝を狙う。

中須賀は2015年から2018年にかけて鈴鹿8耐で4連覇を達成した実績を持つ。2019年以降はヤマハのファクトリー参戦休止に伴い出場機会がなかったが、活動を再開した2025年には2位を獲得し、あらためてその実力を証明した。

2026年大会に向け、中須賀は「昨年は怪我の影響でチームに負荷をかけてしまった。今年は万全の状態で臨み、昨年届かなかった表彰台の中央を目指す」と強い意気込みを見せている。

ファクトリー復帰2年目の決意!勝利に不可欠な存在としての中須賀

モータースポーツ統括部の中村正部長は、中須賀の起用について「勝利のためにマシンやチーム体制を再検証した結果、中須賀選手が必要不可欠な存在であることを再確認した」と説明する。2位に終わった昨年の悔しさを晴らすため、チーム一丸となってレベルアップを図る構えだ。

残り二人のライダーについては後日発表される予定だが、中須賀を中心に据えた布陣でライバル勢を迎え撃つ。世界耐久選手権(EWC)の中でも特別な意味を持つ鈴鹿8耐において、ヤマハがどのような戦いを見せるのか注目が集まる。

中須賀克行と鈴鹿8耐の歩み!4連覇を成し遂げた伝説の軌跡

全日本ロードレース選手権JSB1000で通算94勝、13回のタイトルを獲得している中須賀の鈴鹿8耐キャリアは、2003年に第3ライダーとして登録されたことから始まった。2006年に実戦デビューを果たすと、2011年からはヤマハ・オーストリア・レーシング・チーム(YART)で活躍し、2年連続のポールポジション獲得や自己最高位を更新し続けた。

大きな転換期となったのは2015年だ。ヤマハ創立60周年に結成されたファクトリーチームの一員として、ポル・エスパルガロやブラッドリー・スミスとともに参戦。新型YZF-R1のポテンシャルを最大限に引き出し、ヤマハに19年ぶりとなる優勝をもたらした。

これまでに優勝4回を含む6回の表彰台を経験し、チームとして6回のポールポジションを獲得している中須賀。ヤマハ創立70周年を経て、さらなる歴史を刻むための挑戦が再び始まる。

中須賀克行選手の鈴鹿8耐での成績

※2003〜2005年は決勝には出場していません。