第8回
CUSCO
ZN8 GR86

昨年12月の第37回筑波スーパーバトル、CUSCOのGR86はストリートクラスで出走。元ワンメイクレース車両にエンジン内部や足まわりをチューニングし、ターボキットを装着した状態で1分0秒308をマークした。

2月のAttack筑波では佐々木雅弘のドライブで分切りを達成しているが、次回の参加は現状未定とのこと。

前回の模様はこちら

TIME      1’00.308

DRIVER  山田英二

CLASS   ストリート-レーシングラジアル-FR1

TIRE     POTENZA RE12-D TYPE-A F&R:265/35R18

■車両重量 1285kg ■排気量2498㏄ ■HKS ピストン/コンロッド/クランク ■HKS GTⅢ-RSタービン ■ブースト 0.9㎏/㎠ ■HKSスポーツキャタライザー ■フジツボ マフラー ■MoTeC ■CUSCO クラッチ/フライホイール ■CUSCO 1.5way L.S.D. ■SAFTY21 8点式ロールケージ ■CUSCO SPORT R ■ADVICS ブレーキキット(F:4POT R:2POT) ■ENKEI NT03RR Type SS(F:18×9.5J 45  R:18×9.5J 52)■GROW エアロ(フロント/サイド/リア)

GR86/BRZ Cupレース車両にターボをプラス

GR86/BRZ Cupプロフェッショナルシリーズのレース車両にHKSのターボキットを搭載。それによりパワーは400psを得ている。

足まわりもレースで使うクスコのスポーツRサスペンションを継承しつつも、大幅にバネレートをアップ(フロント8㎏/㎜→12㎏/㎜、リア10㎏/㎜→14㎏/㎜)。ダンパーの減衰力はダイヤル調整の範囲の内で探っている。L.S.D.もクスコのRS(1.5way)の初期設定の状態のままで、各部はこれから煮詰めていく段階とのこと。

ターボ装着後に初めてサーキットを走ったのが、スーパーバトルの前日。「フロントの重量がアップしているが、ターンインは素直。しかし、まだトラクションが足りない」と山田英二はコメントするが、それでも1分フラットまで出せている。

HKSの2.5LキットとGTⅢ-RSタービンで武装

HKSの2.5Lキットで耐久性も増したエンジンに、HKS GTⅢ-RSタービンの組み合わせ。それをモーテックで制御。軽量化はほとんど施されておらず、車内にはSAFTY21の8点式ロールケージが張り巡らされる。足まわりは自社のスポーツRをベースにバネレートを変更。ターボ化に合わせたトラクションを追求。

この仕様でのメンテナンスは?

→デフオイルの温度上昇に注意

「デフの油温上昇に気をつけてください。連続周回では厳しくなるので、デフオイルクーラーが不可欠。ミッションオイルも高温になりがちです。エンジンオイルもターボを積むなら、オイルクーラーが欲しい。この車両のデフオイルはクスコ、エンジンオイルはモティーズを使用しています」(キャロッセ 恵美尚雅さん)

CUSCO L.S.Dの持ち味とセッティング幅を探る type-RSとtype-MZそれぞれの特徴と調整機構のフル活用で理想の効きを得る

Type-RSとtype-MZの違いに加え、1way/1.5way/2way、カム角やフリクションプレートとフリクションディスクの組み込み方など、さらにMZコーンプレートやRSスプリングなどの調整により理想の効きに近づけることができる Photos/ 宮越孝政 Text/塚本剛哲 本記事は2025年11月号からの抜粋です。


■キャロッセ
TEL027-352-3578
https://www.cusco.co.jp/