“電気自動車でもカスタムしたい!” サクラで楽しむ自分仕様

近年、一気に身近な存在となった電気自動車。そのなかでも日産サクラは、扱いやすいサイズ感や経済性、そして静かな乗り味によって人気を集めている軽EVだ。あーくんさんも、普段使い用の“日常の足”として4年前にサクラを購入。移動の快適さや実用性には満足していたものの、クルマ好きとしては、やはり純正状態のままでは物足りなさを感じていたという。

「カッコ悪いわけじゃない。でも、なんとなく味気ないんですよね」。

そう感じたことから、サクラのカスタム計画がスタートした。

最初に気になったのは、やはり車高。純正状態では少し腰高感が強く、せっかくの近未来的なデザインもどこかぼんやり見えてしまう。そこで導入したのが、ブリッツの車高調キット「ダンパーZZ-R」だった。

極端に落とすのではなく、あくまで日常使いに支障が出ない絶妙なローダウン量に設定。それによって全体のシルエットが引き締まり、低重心で安定感あるスタイルへと変貌した。サクラ特有の丸みを帯びたフォルムも、車高を落とすことで一気にスポーティな印象へ変化している。

足元にはY字スポークが精悍な15インチホイールをセット。選択したカラーはマットブラックで、シンプルながら存在感は十分。そして、その奥に見える真っ赤なキャリパーカバーとのコントラストが、強烈なアイキャッチとして機能している。

さらに注目なのが、ほんの少しだけフェンダーから顔を出すホイールサイズへの対策。単純に引っ込めるのではなく、フェンダーアーチモールを追加することで、自然にはみ出しをカバー。しかも視覚的なアクセントとしても機能しており、SUVテイストにも通じるタフな雰囲気を演出している点が面白い。

そして、このクルマで特にセンスを感じさせたのが、リアウインドウ脇へ装着された“SAKURA”ロゴ入りのジーンズタグ風アクセサリー。

実はこれ、ジムニーカスタム界隈で流行しているアイテム。ジーンズの赤タブをモチーフにしたアクセサリーで、リアゲートの隙間へ差し込むだけで装着できるお手軽アイテムだ。小さなワンポイントではあるが、こうした遊び心あるアレンジによって、クルマ全体の雰囲気がグッとオシャレになる。

もちろん、カスタムによる代償もある。

「やっぱり電費は落ちました(笑)」

と、あーくんさんは笑いながら語ってくれた。

ローダウンやタイヤ変更による影響は当然ある。しかし、それも想定内。多少電費が悪くなったとしても、自分好みに仕上げた愛車へ乗る楽しさの方が遥かに大きいという。

“EVだからカスタムしない”ではなく、“EVでもカスタムを楽しむ”。そんな新しい価値観を自然体で実践しているのが、あーくんさんのサクラなのだ。

毎日乗るクルマだからこそ、自分らしく、楽しく乗りたい。その想いが詰まった1台だった。

NISSAN SAKURA(令和4年式)
スズキ・ジムニー向けのカスタムパーツをウェブサイトで販売している「MOTOR-FUCKER」の赤タブ風アクセサリー。ジムニー界隈で話題となっているパーツをSAKURAロゴでオシャレにアレンジした。
フロントバンパー下に装着されるエアロワークスのリップスポイラーはカーボン素材。軽量/耐久性に優れたアイテムで、スポーツ感のアピールにも最適。
ボディサイドにメリハリ感を与えるデコライン。シンプルだが装着効果を明確に体感できるカスタムパーツのひとつだ。

OWNER/あーくんさん

SPECIFICAIOTN
⚫️ホイール:BEYON-D(15×7.0+35)⚫️タイヤ:クムホ(165/50)⚫️エクステリア:F=会エアロワークス、S=K PARTS、フェンダートリム、デコライン=ハセプロ⚫️サスペンション:車高調=ブリッツ⚫️チューニング:ブレーキローター=VELSPEED

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PHOTO:秋元栄二郎

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