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今日は何の日?

■3代目となるeKワゴンは、日産と共同開発で誕生

三菱「eKワゴン」「eKカスタム」

2013(平成25)年6月6日、三菱は日産と共同開発したハイトワゴン「eKワゴン」を発売した。初代「eKワゴン」は、2001年10月にセミハイトワゴンとして人気を獲得、本モデルは3代目となるが、人気のスズキ「ワゴンR」やダイハツ「ムーヴ」を意識したハイトワゴンである。

初代eKワゴンは、使い勝手を追求したセミハイトワゴン

初代の「eKワゴン」は、長く三菱の軽自動車の基幹モデルだった「ミニカ」の流れを汲むセミハイトワゴンで、2001年10月に誕生した。

2001年10月にデビューした三菱初代「eKワゴン」

デビュー当初は4ドアテールゲートの4人乗りワゴンのみだったが、クリーンでシンプルなスタイリングで、実用的で誰にでも好まれるバランスの取れたフォルムが特長。パワートレーンは、最高出力50ps/最大トルク6.3kgmを発揮する660cc 直3 SOHCエンジンと3速ATの組み合わせ。駆動方式はFFベースで4WDも用意された。

2001年10月にデビューした三菱初代「eKワゴン」

その後、eKワゴンは2002年9月に64ps/9.5kgmを誇るインタークーラーターボエンジン搭載の「eKスポーツ」や、2003年5月のレトロ風「eKクラッシィ」、2004年5月にクロスオーバーに仕立てた「eKアクティブ」とバリエーション展開を進めて、eKシリーズは着実な人気を獲得。ちなみにeKワゴンは、日産にOEM供給して「オッティ」として販売された。

2006年9月には、eKワゴンは2代目にモデルチェンジした。基本的にはキープコンセプトだが、やや丸みを生かした洗練されたスタイリングとなり、装備に充実を図って快適性が向上した。

三菱と日産で軽を共同開発する合弁会社NMKVを設立

2000年代に入って、日本市場では軽自動車のシェアが急伸していた。自社開発の軽自動車を持たない日産は、これに対応するため、スズキと三菱から供給されたOEMモデルを販売。三菱からのOEMモデルとしては、上記の「オッティ」の他、2003年9月に「クリッパー」(三菱ミニキャブ)、2008年10月に「キックス」(パジェロミニ)が販売された。

2012年9月にデビュー、ハイトワゴンをけん引していたスズキ5代目「ワゴンR」

活況を呈して軽市場でも特に人気だったのは、スズキ「ワゴンR」とダイハツ「ムーヴ」に代表される背が高く居住性に優れたハイトワゴンだったが、三菱にはハイトワゴンが存在しなかった。

このような状況下で2011年6月1日、日産自動車と三菱自動車は50:50の共同出資による合弁会社NMKV(日産・三菱・軽・ビークル)を設立。これまで軽自動車の自社開発を行なわなかった日産が、OEM供給でなく自社での開発・生産を目指すため、パートナーとしてOEMで親密な関係があり、実績のある三菱を選んだのだ。

役割分担は、企画や部品調達を共同で、ベースデザインを日産が担当し、三菱が開発や生産を担当した。

共同開発の第1弾、ハイトワゴンのeKワゴン(日産はデイズ)

2013年6月6日にデビューした三菱3代目「eKワゴン」
2013年6月6日にデビューした三菱3代目「eKカスタム」

三菱と日産のコラボによる最初の成果は、2013年6月のこの日に発売された三菱3代目「ekワゴン」と日産初代「デイズ」である。両モデルの違いは、基本的には外観だけである。

三菱3代目「eKワゴン」と同日にデビューした三菱と日産が共同開発したハイトワゴン、日産初代「デイズ」

ラインナップは、標準モデルの「eKワゴン」とスポーティな「eKカスタム」の2シリーズで構成。スタイリングは、ボディサイドのダイナミックな 3 本のキャラクターライン“トリプルアローズライン”と、流れるようなルーフラインを特徴とした、伸びやかで躍動感あるデザインを採用。eK カスタムは、フロント全体を存在感ある大型クロムメッキグリルとディスチャージランプを組み込んだ緻密なヘッドランプにより、精悍なイメージが強調された。

2013年6月6日にデビューした三菱3代目「eKワゴン」
2013年6月6日にデビューした三菱3代目「eKカスタム」

パワートレーンは、三菱開発の最高出力49ps/最大トルク6.0kgmを発揮する660cc 直3 DOHC MIVEC NA(自然吸気)エンジン、64ps/10.2kgmのインタークーラーターボ(カスタムのみ)の2種エンジンと副変速付INVECS-III CVTの組み合わせ。駆動方式は、FFと4WDが用意された。

三菱3代目「eKワゴン」に搭載された660cc 直3 3B20型エンジン

車両価格は105.0万~133.5万円(eKワゴン)/126.9万~154.6万円(eKカスタム)に設定。eKワゴンは、“軽自動車の枠を超える上質感、快適空間、優れた燃費”をアピールして、好調なスタートを切った。

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2014年2月にデビューしたスーパーハイトワゴン、三菱「eKスペース」
2003年にデビューしたダイハツ「タント」。スーパーハイトワゴンという新たなジャンルを開拓

三菱は、翌2014年2月に全高がeKワゴンよりも155mm高いスーパーハイトワゴン「eKスペース(日産は、デイズルークス)」を発売した。eKワゴンデビュー時には軽市場の主役はダイハツ「タント(2003年11月~)」、スズキ「パレット(2008年1月~)→スペーシア」、ホンダ「N-BOX(2011年11月~)」がけん引するスーパーハイトワゴンへと移っていたのだ。
毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかもしれない。

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