単なる高性能仕様ではなく、本格的なエクストリームオフローダーとして開発を進めている可能性。
ランドローバーが、ディフェンダー「OCTA(オクタ)」を上回る高性能オフロードモデルを開発している可能性が浮上した。ドイツ・ニュルブルクリンクで目撃されたプロトタイプは、現行OCTAをベースとしながらも、さらなる悪路走破性の向上を狙った仕様となっているようだ。

現行ディフェンダーのラインアップは、ショートボディの「90」、標準ボディの「110」、ロングボディの「130」、そしてフラッグシップの「OCTA」で構成される。OCTAはBMW製4.4L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力626ps、最大トルク750Nmを発揮するシリーズ最強モデルとして2024年に登場した。

今回目撃された車両は、そのOCTAをベースに開発されているとみられる。最大の特徴はAピラー沿いに設置されたシュノーケルで、より高い渡河性能を意識した装備と考えられる。また、OCTAよりも大径かつワイドなオフロードタイヤを装着しているほか、最低地上高の拡大やホイールアーチの大型化も確認できる。
これらの変更から判断すると、ランドローバーは単なる高性能仕様ではなく、本格的なエクストリームオフローダーとして開発を進めている可能性が高い。方向性としては、メルセデスAMG G63 4×4²に近いポジションを狙うモデルになるかもしれない。ただし、現時点ではG63 4×4²のようなポータルアクスルの採用は確認されていない。
パワートレインについては、プロトタイプに装着されたデュアルエアインテークの構成から、OCTAと同じBMW製4.4L V8ツインターボが搭載される可能性が高い。出力値は未公表だが、OCTAの626psを上回るチューニングが施されるとの見方もあり、700ps級へ到達する可能性もある。
開発時期を考慮すると、このモデルは2027年に予定されるディフェンダーのマイナーチェンジと同時に投入される可能性がある。改良型ではフロントフェイスの刷新やインフォテインメント機能の強化に加え、一部グレードで2列目キャプテンシートの設定も噂されている。
現時点で車名や市販時期は明らかになっていない。しかし、OCTAを超えるオフロード性能とV8ツインターボを組み合わせたモデルが実現すれば、ディフェンダー史上最も過激な仕様となる可能性が高い。すでにOCTAが日本導入されていることを考えると、このハードコアモデルが国内市場に投入される可能性も十分ありそうだ。











