オートバックスが生んだ幻の名車

ガルウイングのドアなど、いま見てもまったく色褪せない美しいシルエット。車重はわずか950kg前後という軽さを武器に“走る歓び”を純粋に追い求めたクルマ。
市販化こそ叶わなかったものの、レースシーンでは存在感を発揮。JGTC(全日本GT選手権)やSUPER GTに投入されたARTAガライヤは、通算7勝を挙げるなど、数々の栄冠を獲得。その活躍が記憶に焼きついているというファンも多いことだろう。
そんな名車、ガライヤが東京オートサロン2026のオートバックスブースに展示されることになった。出展にあたり行われたのが丁寧なレストア作業。



内外装は当時の世界観を大切にしながら、細部に至るまで入念に仕上げられている。かつてのファンはもちろん、初めてガライヤを見る世代にも強く訴えかける出来栄えだ。


このレストア車両を、袖ケ浦フォレストレースウェイで試乗したのがARTAプロジェクトのプロデューサー鈴木亜久里と、エグゼクティブ・アドバイザーの土屋圭市。


土屋は「とにかくコーナリングが楽しい。軽さが効いていて、2速をほとんど使わずに気持ちよく走れる」と評価。鈴木も「日産の4気筒らしい扱いやすさとトルク感があり、小さな高級GTのような雰囲気」と語り、その完成度の高さに太鼓判を押した。


オートバックスが生んだスポーツカーとして、そして、国内最高峰のレースで優秀な成績を収めたレースカーとして、記憶に残るガライヤ。あの時代の夢と情熱の凝縮感を東京オートサロン2026の会場で確かめてほしい。
■オートバックスセブン

