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【CarGoodsMagazine】

ダンパー内部を徹底的に見直す

自動車メーカーの葛藤を解決できるのがアフターパーツの役割でもある。中でも車高調は万人向けの妥協から生まれたスタイリングや走行性能を、自分好みに調整できるツールとして今や定番のアイテムとなっている。そこで、HKSがこの3月に全面リニューアルした『ハイパーマックスS』に注目したい。

HKSの車高調ブランドとして、モータースポーツからストリート、さらにミニバンやSUVといった車種までカバーするハイパーマックス。中でも「S」はストリートでの気持ち良い走りとスタイリングを共有できるモデルとして人気のアイテムだ。今回のリニューアルではその走りをさらに強化するため、内部パーツによる味付けを全面刷新。

前作のハイパーマックスSは、誕生から5年ほどが経過しているが、この5年でさらに多くの良いアイデアも誕生。最新のHKS『ハイパーマックスS(価格:22万7700円〜/税込)』はそのアイデアを一つ一つ組み合わせることで、これまでとは全く違ったダンパー性能を実現しているのだ。

例えば、路面の凹凸によるダンパーの動きはごく初期ではしっかりと減衰力を立ち上げることでフラフラした動きを抑え、より大きな衝撃に対しては適度に減衰力を抜いていなすことで乗り心地を確保して。簡単に言えば、アクティブサスペンションの動きをアナログに制御しているようなもの。ゴツゴツ感をカットしながらスポーティな走りにもしっかりと対応させるアレンジが加えられているのだ。

減衰力を制御する要となるのが「WRニードル」。形状を見直すことで変化量を大きくしているのが特徴。特にソフト方向の調整幅を拡大しつつ、クリックごとに確実に変化を体感できる仕様へとアップグレード。
新たに採用される「デュアルプリロードバルブシステム」は、車種ごとにピストンスピードをアレンジする。低速域での立ち上がりと高速域での抑制を両立することで、あらゆるシーンでの乗り心地をサポート。

各部の耐久性も大幅向上で進化

ダンパー性能だけでなく、耐久性を高めるためにダストブーツの素材変更や、アッパーマウントの表面処理の見直しなど、リニューアルは細部にも及ぶ。
車高調は走行性能を高める代わりに、寿命が短くなってしまうという従来の考えを否定する、新たなアプローチも『ハイパーマックスS』の進化を示しているのだ。

リニューアルしたハイパーマックスSは、前作と比べると全ての性能指標が上回っていることがわかる。この基本性能の底上げに加え、ダストブーツの耐久性とアッパーマウントの美観向上、そしてスプリングにレート表示を加え大幅進化。

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