前回は雨だったからリベンジ! クシタニ ライディング ミーティング トレーニング セッションでライディングの基礎を学ぶ。

21年11月に参加したものの、当日はほぼ1日雨雨雨…。
久しぶりのサーキット走行に加えて雨で、体験枠で参加。1本だけフリーで走らせてもらった。
とーっても不完全燃焼だったので、リベンジ!
今回は晴れを願って申し込み、さらにラップタイマーを持ち込もタイムを計測してみた!

【体験記】スポーツライディングの基礎を学ぶのにオススメです|クシタニ ライディングミーティングトレーニングセッション

「いつものツーリングではない、サーキットを走ってみたい」 そう思うライダーは少なくないはず…

今回も直前まで雨予報がちらついた。もしかして私、ビミョーな雨女…?いやいや、そんなことはないはず!
レーシングスーツを着て自走していく予定だったため、雨は困るのですよ。
大丈夫大丈夫だいじょうぶー!!と祈っていたところ、ぴかーんといい天気になりました♪

とはいえ、雨予報のために早々にキャンセルされた方も多かったようで、申し込み人数よりも実際の参加者は少なかった模様。ちょっと寂しいのですが、その分コースを広々走れるぞ!と、ポジティブ思考な私です。

せっかくのリベンジです。
ただトレーニングを受けるだけではなく、タイムを計測してその成長具合を数字で見てみようと画策しました。
レース活動をしている友人にお願いしてラップタイマーを拝借。(買うと高いんですよね…)
タンクの上に貼り付けセット。3本の走行をすべて計測します。

QSTARS製ラップタイマー、LT-6000S 面ファスナーで貼り付けて、さらにテープで補強しました
http://racing.qstarz.com/JP-index.html  

ミラーを外して灯火類にテーピングも完了。

トレーニングの流れは前回と同じ

受付後、ブリーフィングへと続く。
サーキット走行が初めて、また不慣れな方はもちろんのこと、ベテランでもしっかりとブリーフィングは参加し注意事項を聞きましょう。

説明はメインインストラクターのケニー佐川こと佐川健太郎さん。
様々なライディングスクールを開催、各メディアでモーターサイクルジャーナリストとしても活躍中。
いつも温和な表情でていねいな説明。気さくに質問にお答えいただけるのがうれしいのです。

コースイン・コースアウトの仕方、フラッグの説明など大切なことをたくさん話すので、しっかり聞こう!

このトレーニングセッションは、2つのクラスに分かれています。
・レーシングスーツ必須のトレーニングクラス
・普段のライディングウェアで参加可能の体験走行クラス
どちらも走行3本+座学が行われ、それぞれのレベルに合わせて進行されます。

トレーニングクラスでもタイム差があるため、ブリーフィング時にさらに4つのグループに分割。サーキットに慣れている方、まあまあ走れる方、ちょっと不安、初めてという感じ。自己申告ですが、一度走って「合わないな」と思ったら申告の上、変更ができるのもうれしいし安全です。

ということで、私はトレーニングクラスの一番ゆったりグループに入りました。(サーキットはまだまだ怖いのでw)
オレンジのツナギが私です。

今回も愛機ホンダ・CBR250R(バーハンドル仕様)で参加。万が一のときのためにhit-airエアバッグベストを装着します

いよいよレッスン開始!

自分の走行時間20分前になったら、駐車場奥で行われる「ライディングフォームチェック」へ。

基本的なライディングフォームがあるからこそ、スピードを出しても安全に走れるようになるのです。

止まった状態ではなかなかやりずらいのだけど…
加速、減速、お尻をずらしてハングオン、視線を曲がる方向に……同時進行のモノもありますが、しっかりイメージ!


いよいよコースイン。この時間はどうも慣れない(笑)
1本目!ていやーっ(この最終コーナーは転倒が多いポイント。ちょっと怖い)

すぐにサブインストラクターの平山さんに止められて、再度フォームチェックです。
上体もですが、足をどうステップに置くか、でも曲がり具合が変わる!

別名「おいでおいでレッスン」
走行中気になったライダーを四輪走行ライン(バイクは走らない部分)へ連れ出して、フォームを再チェックします
2本目のときは、女性ライダー3人まとめておいでおいで。
後ろにもいっぱいいたのですねー!

2本目は転倒赤旗が出たため、おいでおいでレッスンをしているうちに走行時間は終わってしまい、数周走って終了。
残るは昼食後の走行1本です!

コースを走るだけじゃなく、座学で頭でも理解して走ることも大切

走行の間には座学を織り交ぜます。
走って学ぶことはたくさんあるけれど、理解してから走ることで、より確実に速さにつながるんですね。

このときは筑波サーキットでのライン取りをレクチャー。


クラス別でも、スキルに合った座学を開催します

速いクラスの2グループを佐川さんが担当
ゆったり2グループを平山さんが担当
クリッピングポイントについて曲がるためには、を確認

楽しいランチタイムも時間を有効に!インストラクターが分散してピットに来てくれて、ランチを食べつつ疑問に答えてくれる!

リラックスしつつライディングの話を。こんな光景があちこちで展開
サラダ、カレー、マンゴープリン。雨天(と思った人の)キャンセルが多かったのでお代わりしちゃいました!美味しかったー♪

気になるラップタイムをチェック

さあ、最後の走行ですよー!

筑波サーキットコース1000で唯一の左コーナー。1ヘアからここがずっと苦手だったけど、今では一番好きかも?
左コーナーを曲がって最終コーナーへのアプローチ。ここでギアを上げるかいつも迷う…

3本すべて走り終えて、タイムをチェック!!
さてさて…??

この2枚は1本目のタイプ

走り始めて11周までのラップタイム。
56~57秒台です
11周目においでおいでレクチャーを受けて、タイムが2分を超えてます。
その後、1本目でのベストが54秒。その他の周回も1秒ずつ上がっている!

こちらが3本目です。(2本目はほとんど走れなかったので画像では残していません)

スタート時点では少し降り戻ったものの、コンスタントに54秒から55秒が出るように!1本目のベストも更新してます
最後の最後で53秒に入った!今回のベストが53.679秒となりました

今回は初めてタイム計測をしたのでこれまでのタイムはわかりませんが、その日の成長が見えるってうれしい!!
とはいえ、青木拓磨さん主宰レンタルバイク耐久レース「Let’s レン耐」でのリザルトを見ると、皆さん40秒半ばから後半がベストラップ。
そう、耐久レースで125ccのグロムでのタイムでさえ、現状の私よりも速いのです…!はあぁぁ…(ため息)
先はまだまだ長そうですが、マイペースで練習したいと思います!(開き直り)

イントラの皆さん、ありがとうございました!
左から、アルパカ平山さん、ポッキー前田さん、ワタクシNANA-KO、ケニー佐川さん、ごっち後藤さん

次回は7月12日(火)
すでに申し込み開始しています。チェックされたし!!


おまけ

クシタニライディングアカデミーでは、MVアグスタとFANTICの試乗会も同時開催されました。
ランチタイムが試乗できる時間です。

久しぶりにCaballero Scramblerに乗りたくなって、試乗に参加しました。ほか、FlatTrack250,500の試乗車あり
私の後ろのFlatTrackが先導のモータリスト野口社長
野口さんのレーシングスーツ姿、初めて拝見しました
ぐいぐいくるエンジンがたまらない…!腰高ですが車重が軽いので、女性にもオススメなバイクです
MVアグスタはフリー試乗のため、楽しくて何周も走り回る方も笑
私はまたがるだけー!笑
グレーや白、柄もいろいろ。とーっても迷って買ったのがこの1枚。追加しちゃおうかな。

サーキットでずっとレーシングスーツを着ているとそれだけで疲労しちゃいます。
そんなときに女性にオススメなのがワンピースです。

最近MCでも活躍しているイラストレーター・デザイナー竹内さくらさん(ILLUST&DESIGN JOY)のワンピースを愛用しています。
彼女のバイクへの愛が溢れたウェアがかわいくて、他にも何枚も持ってますが、このワンピースはほんと大活躍。お尻も隠れる丈で、生地の厚みはほどよく荷物になりません。
オフロードコースで遊ぶときにも持っていくヘビーアイテムです。 https://www.ttrinity.jp/shop/joy/


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著者プロフィール

NANA-KO 近影

NANA-KO