モトクロス、エンデューロバイクの名門ファンティック|2023年シーズンのMOTO-2参戦を正式発表!|Vロッシが率いる チームVR46とタッグ

モトクロスやエンデューロ、ラリーといったオフロード・スポーツの最高峰で活躍をつづけるファンティック・モーター社(イタリア。日本における正規総代理店はモータリスト合同会社)。このたび、その活躍の場を広げ、ロードレースの世界にも参入することを正式に発表した。
ファンティック
FANTIC(ファンティック)、2023年シーズンよりMOTO-2参戦

オフロード・スポーツの最高峰、ロードレース界に参入

 モトクロスやエンデューロ、ラリーといったオフロード・スポーツの最高峰で活躍をつづけるファンティック・モーター社(イタリア。日本における正規総代理店はモータリスト合同会社)。このたび、その活躍の場を広げ、ロードレースの世界にも参入することを正式に発表した。また、オフロード・シーンでの活躍にはそれを支えるモデルラインアップが市販されているのと同様に、今後はこうしたロードレースのDNAを持つストリート・モーターサイクルの開発を行うことも宣言した。

 ファンティック・モーター社のCEO、マリアーノ=ロマーンと、ムーニー・VR46レーシングチーム・ディレクターを務めるアレッシオ=サルーチとの間で交わされた契約は、VR46が運営するMOTO-2クラスのレーシングチームのコラボレーションについてのもの。
 イタリアにおける歴史的なブランドであり、常にそのジャンルのトップレベルの技術力を誇示してきたメーカーであるファンティックが、イタリアのレジェンドライダー、バレンティーノ=ロッシが率いるトップクラスのレーシングチームとコラボレーションするというニュースは、イタリアのスポーツ界で熱狂的に歓迎されている。

2022年シルバーストーン戦からスタート

 両社の協働は、2022シーズン途中の次戦、シルバーストーン・ラウンドから早速スタートする。まずはマシンにファンティックのブランドが冠され、セレスティーノ=ラムスとニッコロ=アントネッリがこのマシンを走らせることになる。
 2023年シーズンからは、ファンティック・モーター社のレース部門を統括するクラウディオ=ジョバナルディがこのチームのマネージャーとしてステファーノ=ベドンを指名、また、ファンティック・オフロードチームでコーディネーターを務めるミレナ=コーナーをチームの技術分野の責任者に指名し、既存のVR46チームとの連携をスムースに行うべく活動を開始した。ロードレースチームのオフィスは、サンタマリア・ディ・サーラ(ヴェネツィア近郊)にあるファンティック社の新社屋内に用意される。

 ファンティック社とVR46とのコラボレーションはMoto-2レーシングチームのみならず広範に及ぶ予定であり、イベントでの協働や、VR46ライダースアカデミーによる若きタレント発掘へのサポートなども含まれている。

ファンティック

ファンティック社CEO/マリアーノ氏

 ファンティック社CEOのマリアーノ=ロマーンは、「今回の合意には本当にワクワクしている。我々はファンティック・ブランドをかつてのようにレーシングDNAを持つブランドとして再生させつつあり、今回の動きは完全にその姿勢と軌を一にするものだ。VR46と当社は同じ価値観を共有し、またモータースポーツに対する同じように温度の高い情熱と、ビジョンを持っている。若い世代の発掘も我々の共通のテーマであり、これをVR46と協働することで最も重要なゴールに向けてさらに加速させていくことになるだろう」と語っている。

VR46レーシングチーム・ディレクター/アレッシオ=サルーチ氏

 VR46レーシングチーム・ディレクターのアレッシオ=サルーチは、「同じイタリアの企業であり、歴史のあるイタリアを代表する企業であるファンティック社とのコラボレーションは、また我々のレース活動への力強い支援者を得たという意味においても、極めて意義深いものだ。これはまた将来の我々のMoto-2クラスへの取り組みについても非常に重要な意味を持っている。ファンティックのオフロードレース分野におけるトップクラスでの活躍と経験に加えて、我々VR46がもつMoto-2クラスでのベンチマークともいえる経験は、モータースポーツ分野における広範な経験と知識の結集といえよう。VR46ライダースアカデミーにおけるパートナーシップも、将来における若き才能を発掘し育成するためにも非常に重要なステップとなるだろう」と述べている。

モータリスト合同会社/全てのライダーをサポートを展開

 ファンティック・モーター社の日本における唯一の総代理店であり輸入販売元であるモータリスト合同会社では、従来以上にストリート、オフロードを問わず、幅広いライダーへのサポートを今後も展開していく。

著者プロフィール

MotorFan編集部 近影

MotorFan編集部