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MINI John Cooper Works Countryman ALL4
改良が加えられた2.0リッター直4ターボを搭載
![「MINI ジョン クーパー ワークス カントリーマン ALL4」の走行シーン。](https://motor-fan.jp/genroq/wp-content/uploads/sites/2/2024/03/20240320_023_highRes_mini-john-cooper-wor-1024x682.jpg)
「MINI ジョン クーパー ワークス カントリーマン」は、MINIが誇るAWDシステム「ALL4」を標準搭載。高速道路から荒れたカントリーロードまで、あらゆる走行条件下において、前後輪に適切な駆動力を配分する。足元には、専用デザインが奢られた19インチ/20インチのジョン クーパー ワークス専用ホイールを装着。ここに、レーシーなチリレッド・ペイントの専用キャリパーを備えた高性能ブレーキシステムが組み合わせられた。
パワフルな2.0リッター直列4気筒ガソリンターボエンジンは、従来型に改良が加えられ、ピストン、コネクティングロッド、エンジンマウントを変更。BMWによって開発されたデュアルドライブエキゾーストターボチャージャーを搭載し、最高出力300PS(221kW)、最大トルク400Nmというスペックを実現した。これにより、クロスオーバーながらも0-100 km/h加速5.4秒、最高速度250km/hという瞬足を誇る。
Cd値0.26を達成したエアロダイナミクス
![スクエアなボディスタイルにも関わらず、MINI ジョン クーパー ワークス カントリーマンは、Cd値0.26という非常に優れた空力性能を実現している。](https://motor-fan.jp/genroq/wp-content/uploads/sites/2/2024/03/20240320_047_highRes_mini-john-cooper-wor-1024x682.jpg)
エクステリアは、新世代MINIデザインの特徴となる、アップライトかつミニマルなシルエットに、「ジョン クーパー ワークス(JCW)」らしいレーシーなエッセンスが加えられた。ルーフはリヤに向かって緩やかなカーブを描き、スクエアなボディ形状にも関わらず、セグメント最高のCd値0.26を達成している。これにより、ハイウェイなどでの高速巡航も難なくこなしてくれる。
カントリーマンをベースにスポーティにアップデートされたエクステリアは、冒険心や多用途性、信頼性をアピール。 フロントセクションはハイグロスブラックの専用八角形グリル、「JCW」シグネチャーモードを備えたLEDヘッドライト、垂直型リフレクター付き空力エレメントを導入した。
新世代MINIの導入にあたって、「JOHN COOPER WORKS」のロゴマークのデザインを刷新。JCWを象徴するブラック/レッド/ホワイトが組み合わせられたロゴは、このMINI ジョン クーパー ワークス カントリーマンから導入されている。リヤセクションにも、フロントと同様に「JCW」シグネチャーモード付きテールライトが配置された。
写真の車両はシックなレジェンドグレーのボディカラーをチョイス。ミラーキャップ、ルーフ、エアアウトレットのインレイなどに、コントラストカラーの鮮やかなチリレッドが組み合わせられた。