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Lamborghini Huracan GT3 EVO
SRO主催GTシリーズで2度目の王座
K-PAXレーシングのランボルギーニ ウラカン GT3 EVO 3号車をドライブしたカルダレッリとペッパーは、セブリングでのレースを終えた時点で、最終戦を残してドライバーズ選手権、チームズ選手権、マニュファクチャラーズ選手権の3つのタイトルを決めた。
ランボルギーニは、2019年のFFFレーシングによるGTワールド・チャレンジ・ヨーロッパ制覇に続き、SRO(ステファン・ラテル・オーガニゼーション)主催のGTカーシリーズで2度目のタイトルを奪取。また、カルダレッリにとっては2017年のブランパンGTシリーズ、2019年のGTワールド・チャレンジ・ヨーロッパに続く、3度目の王座獲得となった。
カルダレッリとペッパーがセブリング2連勝
ランボルギーニのファクトリードライバーでもあるカルダレッリとペッパーは、シリーズランキング2番手のマイケル・ダイナンとロビー・フォーリー(BMW)に63点のアドバンテージをつけてセブリングのレースウィークを迎えた。
カルダレッリとペッパーの3号車はポールポジションから第11戦をスタート、ライバルのBMWが1周目でマシントラブルからリタイアしたため、スターティングドライバーを務めたカルダレッリが難なくトップの座をキープする。3号車は完璧なピット作業と完璧なタイヤマネージメントを披露し、余裕のトップフィニッシュ。この時点で3戦を残してドライバーズタイトルを決めた。
10月3日に行われた第12戦、3番手グリッドからスタートした3号車のカルダレッリとペッパーは、セーフティカーが導入される荒れたレースで順調にポジションを上げて、前日に続く2連勝を達成。前日のドライバーズ選手権に続き、マニュファクチャラーズ選手権(ランボルギーニ)、チームズ選手権(K-PAXレーシング)の3冠を達成している。
GTワールドチャレンジ・アメリカは、最終戦(第13戦)「インディアナポリス8時間レース」が10月15~17日に開催される。