【スクープ!】 アストンマーティンに「ヴァンキッシュ」の名前が6年ぶり復活へ!

【スクープ!】 V12を搭載する復活「アストンマーティン ヴァンキッシュ」がニュルブルクリンクでテスト走行か?

アストンのオリジナルV12エンジンを搭載し「ヴァンキッシュ」が帰ってくる!
アストンのオリジナルV12エンジンを搭載し「ヴァンキッシュ」が帰ってくる!
アストンマーティンは「DBS」後継となるV12モデルの開発を行っている。そのプロトタイプをカメラが捉えるとともに、車名やスペックの最新情報を入手した。「ヴァンキッシュ」の名称復活が濃厚で、DBS最終モデルの「770 アルティメット」より65PS以上のパワーアップが図られるという。

ASTON MARTIN Vanquish

復活するヴァンキッシュ

2001年に登場した初代「V12ヴァンキッシュ」は、2012年から2018年まで2代目が製造されている。6年ぶりの復活となるプロトタイプのスパイショットは、ニュルブルクリンクを走行する様子を捉えたものだ。

プロトタイプからはカモフラージュがかなり削ぎ落とされ、急勾配のGTライン、大きなオープングリル、大径ブレーキローター、リヤディフューザーが確認できる。ボンネットカバーにはパネルが追加されており、その下に隠れているV12エンジンサウンドを奏でるモンスターエンジンの冷却用通気口となるはずだ。リヤエンドには量産型のクワッドキゾーストパイプが初めて装備されている。トランクリッドスポイラーも量産型とみていいだろう。

改良が加えられたV12エンジンは835PSを発生

新ヴァンキッシュの基本的プラットフォームとボディは、新しい「DB12」と共有される。大きく異なるのはエンジンで、DB12にはメルセデスAMG製の4.0リッターV8 エンジン(最高出力680PS・最大トルク800Nm)が搭載されているが、新型ヴァンキッシュには「DBS770 アルティメット」に搭載された最高出力770PS、最大トルク900Nmを超える性能を発揮するV12エンジンが採用される見込みだ。

アストンマーティンがすでに明らかにしているように、このエンジンはヴァンキッシュ搭載にあたって大幅に改良が施されている。「内燃プロセスのあらゆる段階で改良を施し、ブロックとコンロッドを強化するとともにシリンダーヘッドは再設計が行われた。そのほか、再プロファイルされたカムシャフト、高流量インジェクター、新型のターボチャージャーを追加した」と主張する。その結果、最高出力は835PS、最大トルクは1000Nmへ向上したという。新型V12搭載モデルが今年後半登場と予告されており、今回スクープした新型ヴァンキッシュのワールドプレミアは、早ければ夏ごろと予想する。

アストンマーティンは、V型12気筒エンジンの新規開発し、2024年後半に投入することを明らかにした。

アストンマーティンが新開発V12エンジンを新型フラグシップに搭載「最高出力835PS」【動画】

アストンマーティンは、2024年後半に新規開発したV型12気筒ツインターボエンジンを投入することを明らかにした。今回、新型エンジンを撮影したティザー写真に加えて、公式Youtubeチャンネルに予告動画が公開された。

キーワードで検索する

著者プロフィール

石川 徹 近影

石川 徹

PRエージェンシーやエンジニアリング会社、自動車メーカー広報部を経てフリーランスに。”文系目線”でモビ…