プレイバック! 東京オートサロン2022【Miracolare】

イタ車ライフを強力バックアップ!「あったらいいな」をカタチにするプロフェッショナル 【Miracolare:東京オートサロン2022】

2年ぶりに開催された東京オートサロン2022。今回も魅力的かつ個性的なメイクスが多数出展され、クルマ趣味の多様性と可能性を存分にアピールしていた。ここでは会場で見かけた多くの出展から、GENROQ Webが厳選したモデルを紹介していく。

Miracolare
BERTOCCHI GranSport

欠品パーツは独自に開発し旧車を蘇らせる

東京オートサロン2022、Miracolareの出展ブース
経年による内装へのダメージは旧車オーナーの悩みの種。しかしイタ車のプロであるミラコラーレの手にかかれば、ダメージを負ったシートも純正と見間違うほど内装にマッチしたアルカンターラへと張り替えられ、くたびれた個体も見事に蘇らせる。

2006年式のマセラティ グランスポーツを展示したミラコラーレ。名車として知られるモデルだがすでに16年の歳月を経ている。今回の展示はメーカーからの部品供給が終了した往年の名車を日常で使用するため、イタリア車専門店である同社がウインドウレギュレーターやブレーキホース、ステアリングラック、ブッシュ、ウインドウスイッチなどを独自に開発・製作したことをアピールしたものだ。

東京オートサロン2022、Miracolareの出展ブース
ミラコラーレは欠品になっている各種操作スイッチを独自に開発。もうパーツが手に入らないと諦めていたイタ車オーナーは相談してみよう。

また、同社ではシートやドアの内張りをアルカンターラで貼り替えることでリフレッシュすることもできる。旧車の泣き所であるパーツ供給の終了を独自の技術力でサポートする同社のサービスはネプチューンの系譜を誇るグランスポーツ・オーナーたちにとって大きな味方になることは間違いない。

REPORT/並木政孝(Masataka NAMIKI)

【関連リンク】
・Miracolare 公式サイト
http://www.miracolare.co.jp/

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