最もパワフルかつ最速! ベントレー コンチネンタルGT マリナー登場

最高出力659psを発揮する最強のコンチネンタルGT、「ベントレー コンチネンタルGT マリナー」デビュー!

コンチネンタルGT マリナーの走行シーン
コンチネンタルGTシリーズの最高峰に位置する「コンチネンタルGT マリナー」がグッドウッドで公開。
ベントレーはコンチネンタル・シリーズの頂点に立つ「コンチネンタルGT マリナー」を発表した。パワーアップを果たした6.0リッターW型12気筒ツインターボエンジンを搭載し、コンチネンタルGT スピードと共通のシャシーには大幅な改良が加えられた。コンチネンタルGT史上、最もパワフルで最も速く、最もダイナミック、そして最もラグジュアリーなモデルとしてデビューを飾っている。

Bentley Continental GT Mulliner

24psアップの最高出力659psを発揮

コンチネンタルGTシリーズ、最高峰に位置する「コンチネンタルGT マリナー」の走行シーン。
搭載される6.0リッターW型12気筒TSIエンジンは、標準モデルから24psのパワーアップを果たし、最高出力659psを発揮する。

新型コンチネンタルGT マリナーは、「GT スピード」のパフォーマンスとダイナミズム、先日発表された「アズール」の快適性、そしてマリナーのハンドクラフトマンシップとセンスを融合。あらゆる分野のベストを結集した、究極のコンチネンタルGTとして登場した。

パワーユニットは、英国・クルーの本社工場において、ハンドメイドで製作された6.0リッターW型12気筒TSIエンジンの改良型を搭載。標準モデルのW12エンジンから24ps出力向上をはたし、最高出力659ps、最大トルク900Nmを発揮する。そのパフォーマンスはスーパースポーツにも互する最高速335km/h、0-100km/h加速3.6秒を実現した。

エクステリアにも、他のモデルとは一線を画すデザインが採用された。フロントは新形状の「ダブルダイヤモンド」のマトリックスグリルが、特徴的なスタイルを演出。さらにシルバーとブラックを使ってマリナーをブランディングし、フロントフェンダーベントが美しいエクステリアを完成させている。

これらの装備はすべて明るいクローム仕上げか、より現代的なグロスブラックの「マリナー・ブラックライン」仕様からのチョイスが可能。ドアを開ける際、ミラーキャップの下には「マリナー・ウェルカム・ランプ」が点灯し、照明付きアウタードアシルに“MULLINER”のテキストも入れられた。

俊敏性と乗り心地を高い次元でバランス

コンチネンタルGTシリーズ、最高峰に位置する「コンチネンタルGT マリナー」の走行シーン。
スポーツモデルのコンチネンタルGT スピードのシャシーをベースに改良を施し、サーキット走行もこなす俊敏性と、パッセンジャーがくつろげる乗り心地の良さを実現した。

コンチネンタルGT マリナーには、特別なシャシー技術を組み合わせたことで、俊敏性、パフォーマンス、乗り心地を新たなレベルにまで引き上げた。

「ベントレー・ダイナミックライド」とアダプティブダンピング付き「3チャンバー・アクティブ・エアサスペンション」は、クルマのバランスに重要な役割を果たし、シャシーの堅固なベースとなっている。 オプションとして、新開発カーボンセラミックブレーキ、可変エレクトロニックスタビリティコントロール、オールホイールステアリング、エレクトロニックLSD(リミテッド・スリップ・ディファレンシャル)を装備できる。これにより俊敏性と動力パフォーマンスをさらに強化することも可能だ。

大陸を横断するロングドライブでも、山岳地のワインディングロードでも、ベントレーのアダプティブダンピング付き「3チャンバー・アクティブ・エアサスペンション」と「ベントレー・ダイナミックライド」は、豊かなコントロールと快適性を提供。48Vアクティブ・アンチロールコントロールシステムは、ベンテイガと第3世代のコンチネンタルGTから投入されており、システム導入以来のアップデートを踏まえて、さらにチューニングが施されている。

48Vアクティブ・アンチロールコントロールシステムは、各アンチロールバーに強力な電気モーターを搭載し、ボディのロールを抑える効果を持つ。最も強く設定した場合、モーターは0.3秒で最大トルク1300Nmを発揮。コーナリングフォースを打ち消し、ボディを水平に保つことができる。エレクトロニック・オールホイール・ステアリングは、各ドライビングモードにおいて、コンチネンタルGT マリナーのダイナミックなキャラクターを強化。「SPORT」モードでは特にこの効果が顕著に現れるという。

低速から中速では、後輪が前輪と逆方向に操舵されることで素早い方向転換を助け、軽快感が大幅に向上。ステアリングはよりシャープでクイックなレシオとなり、それに比例してステアリングフィールも軽快感が増すことによって、ドライバーにさらなる安心感をもたらすことになる。高速走行時には後輪が前輪と同じ方向に操舵され、安定性を向上させている。

ラグジュアリーを突き詰めたインテリア

コンチネンタルGTシリーズ、最高峰に位置する「コンチネンタルGT マリナー」のインテリア。
ラグジュアリーを突き詰めたインテリアは、ベントレーによって製作された3色の組み合わせを8種類用意。もちろん、カスタマー自身がカラーの組み合わせを選ぶこともできる。

コンチネンタルGT マリナーのキャビンは、ラグジュアリーを極め、マリナーならではの選択肢とカスタマイズレベルの高さを証明している。ユニークな専用カラー・スプリットには、プライマリー(メイン)ハイドとセカンダリーハイドの新しい組み合わせに、流れるようなデザインラインという3番目のカラーが加えられた。

マリナーが提案する3色の組み合わせは8種類を用意。どの組み合わせも、キャビン全体に印象的でありながらエレガントなコントラストを生み出している。もちろんカスタマー自身がカラーを選んだり、他のハイドカラーやパネル、ステッチの中からキャビンカラーとマテリアルを組み合わせることも可能だ。

また、「マリナー・ドライビング・スペシフィケーション」が標準装備され、シート、ドアトリム、リヤクォーターパネルに「ダイヤモンド・イン・ダイヤモンド」のキルティングを採用。このキルティングを車内に施すには、約40万針ものステッチが必要となり、712個のステッチによりひとつのダイヤモンドが完成される。

シートには“MULLINER”のロゴが刺繍で入れられた。フロアマットはインテリアのカラーテーマに合わせてマイクロパイピングで縁取られ、クロームのベントレーの“B”を象ったリテンションキャップは、コンチネンタルGT マリナーを特徴づける細かなディテールのひとつとなっている。

「Mulliner」のロゴが配されたフェイシア

コンチネンタルGTシリーズ、最高峰に位置する「コンチネンタルGT マリナー」のインテリア。
シックな印象のインストゥルメントパネル、助手席側のフェイシアには、コンチネンタルGT マリナーのシルエットと“MULLINER”のロゴが入れられた。

センターコンソールは、精密な機械加工によって完璧なファセット・パターンを形成する、独自の「ダイヤモンド・ミルド・テクニカル・フィニッシュ」でカバーされた。その両側にはクローム・オーバーレイ付きグランドブラック・ウォールナット・パネルが配置されている。

コンソール中央にはブライトリング製時計が配置され、助手席側フェイシアには、コンチネンタルGT マリナーのエクステリアのシルエットと“MULLINER”のロゴがあしらわれた。また、ドアへと続くパネルには控えめなベントレーの“B”モチーフで仕上げられている。

ブライトリング製時計のブラッシュメタル仕上げは物理的な世界だけでなく、デジタル世界にも受け継がれ、LEDメインメータークラスターのメインメーターには、スキューモーフィックデザインとデジタルテクスチャの適用により、バーチャルダイヤルが本物の金属のように見える独自のデザインが採用された。

新型コンチネンタルGT マリナーは、2022年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにおいて展示。新型Sシリーズの3台、ブロワーコンティニュエーション・シリーズの第1号車「ブロワー・カー・ゼロ」と共に、観客から大きな注目を集めている。

「ベントレー コンチネンタルGTC S」の走行シーン。

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