ポルシェのブルーメ会長、VWの経営委員会議長に

オリバー・ブルーメ、ポルシェの会長職に加えてフォルクスワーゲン・グループトップに就任

近年、ポルシェの成功を導いてきたオリバー・ブルーメは、フォルクスワーゲン・グループ全体でも辣腕を振るうことになった。
近年、ポルシェの成功を導いてきたオリバー・ブルーメは、フォルクスワーゲン・グループ全体でも辣腕を振るうことになった。
ポルシェAGはオリバー・ブルーメ会長が、ヘルベルト・ディースに替わり、フォルクスワーゲン・グループの経営委員会議長に就任すると発表した。ブルーメは、フォルクスワーゲン・グループのトップ就任後も、ポルシェAGのCEO・会長職を継続する。

VWのディース会長は9月1日付けで退任

2015年からフォルクスワーゲン・グループを率いてきたヘルベルト・ディース(写真)が退任、オリバー・ブルーメはポルシェに加えて、フォルクスワーゲン・グループを指揮することになった。
2015年からフォルクスワーゲン・グループを率いてきたヘルベルト・ディース(写真)が退任、オリバー・ブルーメはポルシェに加えて、フォルクスワーゲン・グループを指揮することになった。

フォルクスワーゲンAGの監査役会は、7月22日に新たな人事を発表。2022年9月1日付でヘルベルト・ディースがフォルクスワーゲン・グループの経営委員会議長を退任し、オリバー・ブルーメが新たに就任する。ブルーメはこの新たな役割に加えて、ポルシェにおける会長職も長期的に継続。また、ポルシェは併せて、IPO(新規公開株)実施の可能性も視野に入れているという。

ポルシェに加えて、様々なブランドを抱えるフォルクスワーゲン・グループを率いることになったブルーメは、次のようにコメントした。

「ポルシェAGとフォルクスワーゲン・グループの両方を率いることになり、大変うれしく思っています。私の関心は、お客様、ブランド、製品に向けられています。私は常に“人間”を重視してきました。チームスピリット、公平性、情熱は成功には不可欠であり、これはブランドだけでなく、グループ全体にも当てはまります」

「ポルシェに関しては、長期にわたって会社を率いていくことを私に期待してくれました。また、IPOの可能性もあります。私達はポルシェを技術的、財政的、そして文化的に成功させてきました。現在、持続可能なモビリティのリーダーにあると確信しています」

ブルーメは1994年のフォルクスワーゲン・グループに入社以来、アウディ、セアト、フォルクスワーゲンなどで管理職を歴任。ポルシェAGの生産・ロジスティクス担当する取締役として活躍し、2015年からポルシェAGの取締役会会長を務めてきた。

ポルシェの取締役会会長を務めるオリバー・ブルーメは、電動化を進めつつ、内燃機関モデルを残していくと言明した。

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