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Morgan Plus Four 1962 EDITION
「LM62 エディション」の日本版がデビュー
「モーガン プラス フォー 1962 エディション」は、2020年6月から日本で販売をスタートしたプラス フォーをベースに、英国・ヨーロッパで発売された「LM62 エディション」をコンセプトとした、10 台限定の日本市場専用モデル(MT5 台/AT5 台)。日本におけるデリバリーは、2022 年10月以降を予定している。
「1962 エディション」はプラス フォーをベースに専用装備に加えて、贅沢なオプション装備を数多く標準搭載。オプション価格として算出できる金額で220万円相当を標準装備しながら、プラス フォーのベース価格から165万円アップに留められており、装備的にも価格的も非常に魅力的な限定モデルと言えるだろう。
BMW製2.0リッター直4ツインターボを搭載
プラス フォーは、プラス シックスで開発された「CX ジェネレーション」接着アルミプラットフォームに、モーガンの中心モデルであることを特徴づけるウイング形状をまとったナローボディーが採用された最新モデル。
ローオフセットのワイヤーホイールの使用を容易にするダブルウイッシュボーン式サスペンション採用し、最高出力190kw(258ps)を発揮するBMW製2.0リッター直列4気筒ツインターボエンジンを搭載。これに6速MT/8速ATが組み合わせられ、0-100km加速は5.2 秒(MT)/4.8 秒(AT)、最高速240km/hという抜群のパフォーマンスを実現した。
さらに、これまで生産されたモーガン車のなかで、最もクリーンな環境性能、軽量モーガン製スポーツカーの歴史を継承する、1013kg(MT)/1009kg(AT)の車両重量など、数えきれないほどの魅力を備えたモデルとしてデビューを飾っている。
1962年のル・マンでクラス優勝を果たしたモーガン
モデル名にも採用された「1962年」は、モーガン社を語る上で非常に有名な出来事があった年だ。1962年のル・マン24時間レースに、モーガン社とクリストファー・ローレンスがプリペアした「プラス 4 スーパースポーツ」で参戦し、2リッタークラスで優勝したのである。
ローレンスとシェパード・バロンがドライブしたシャシーナンバー「TOK258」は、平均速度94mph(約151km/h)で、2261マイル(約3638km)を走破。ドライバー交替、燃料補給、ピットロードでの調整などに32分を要していたため、実際の平均スピードは97mph(約156km/h)を記録している。レース後にタイヤを交換すると、モーガンの英国本社まで公道を自走して帰ったというエピソードが語り継がれている。
英国・EU向けに発売発表された限定記念モデル「LM62 エディション」は大好評を博しており、発表後即完売となったという。モーガンファン垂涎の1台であるのは間違いない。
【専用装備】
・1962 真鍮製特別プレート
・ルマンスタイルフューエルキャップ
・ドームタイプリアバックパネル
・オフホワイトレーシングステッカー
・ジェットグリーン/ソリッドペイント(専用特別ペイント)
・15”ポリッシュドワイヤーホイール
・ポリッシュドセンターホイールナット
・ブラックブレーキキャリパー
・ソフトグレーンレザーインテリア
・ホリゾンタルプレーテドシートセンター
・刺繍入りヘッドレスト
・ヒーティッドシート
・シートパイピング
・ステッチング
・ダッシュボードベニアチョイス
・センターコラムトップベニアチョイス
・エアコンディショニング
・セントラルロッキング
・スピーカーシステム
・ロック付ストレージ
・ステアリングホイールセンター
・サドルレザーディテール
・イージーアップ Mohairフード
・ポリッシュドストーンガード
・ブラックメッシュグリル
・ウイングビーディング
・サイドスクリーンバック
・フードカバー
・ドライビングスポットライト
【車両本体価格(税込)】
プラス フォー 1962 エディション(MT:5台):1386万円
プラス フォー 1962 エディション(AT:5台):1419万円
【問い合わせ】
モーガンカーズ・ジャパン
TEL 03-5754-2227
【関連リンク】
・モーガンカーズ・ジャパン公式サイト