3代目「ルノー カングー」が日本で初お披露目

ルノーファンの祭典「カングー・ジャンボリー」に3代目「カングー」が降臨!

山中湖で開催されたカングー ジャンボリーのステージでお披露目された3代目ルノー カングー。
山中湖で開催されたカングー ジャンボリーのステージでお披露目された3代目ルノー カングー。
2022年10月16日、山中湖で3年ぶりに開催されたルノー・カングー・ジャンボリーで、ついに3代目カングーが本邦初お披露目された。名前を冠するイベントだけあって、まさにカングーの3代目上陸を祝うイベントとなった。

日本仕様はスペシャルなミックスセッティング

商用車のユーティリティを乗用車に持ち込んだことで人気を博したカングーの3代目が日本上陸を果たした。ルノー・ジャポンが主催するルノーファンの祭典「ルノー・カングー・ジャンボリー」で初お披露目されたのだ。

日本仕様は独自の工夫が凝らされているという。カングーはもともとそのユーティリティの高さから、宅配などの小型貨物やタクシー、あるいは使える乗用車としてなど様々な用途が可能だった。今回日本仕様では、欧州市場向け乗用仕様と商用仕様のいいとこ取りをしているという。具体的には快適性に優れた乗用仕様をベースとしながら、商用仕様の無塗装バンパーと観音開きのリヤドアを採用した。

エンジンはガソリンとディーゼルの2機種

日本仕様のボディサイズは全長4490mm×全幅1860mm×全高1810mm、ホイールベース2715mm。ネット上では欧州資料の全幅1919mmがデカすぎるとして、「デカングー」などと揶揄されていたが実際は1860mm。これまでと較べて大きいことには変わりないが、かけ離れた数値ではないことにまずは一安心したファンも多いだろう。

エンジンは1.3リッター直4DOHCガソリンターボと1.5リッター直4SOHCディーゼルターボの2機種で組み合わされるトランスミッションはいずれも7速DCTとなる。日本仕様はADASも充実しており、ACC、AEB、LCA(レーンセンタリングアシスト)、BSI(ブラインドスポットインターべーション)などが装備されるという。

使える荷室は健在

まだお披露目のみということで、グレード名やその他諸元は未定だが、今後遠くない未来に発表されるだろう。関係者によると導入時期は来年前半を予定しているという。

SPECIFICATIONS

ルノー・カングー1.3ガソリン〈1.5ディーゼル〉

ボディサイズ:全長4490 全幅1860 全高1810mm
ホイールベース:2715mm
エンジン:直列4気筒DOHCターボ
総排気量:1333cc〈1460cc〉
最高出力:96〈85〉kW(130〈116〉ps)/5000〈3750〉rpm
最大トルク:240〈270〉Nm(24.5〈27.5〉kgm)/1600〈1750〉rpm
トランスミッション:7速DCT
駆動方式:FWD
サスペンション形式:前後マクファーソンストラット
ブレーキ:前ベンチレーテッドディスク 後ドラム
タイヤサイズ(リム幅):前後205/60R16

ルノー カングー E-Tech エレクトリックのエクステリア。

「ルノー カングー」待望のBEV仕様「カングー E-Tech エレクトリック」は航続距離285km

デビュー25周年を迎えたマルチパーパスビークル「ルノー カングー」に、待望の電動モデル「カン…

キーワードで検索する

著者プロフィール

GENROQweb編集部 近影

GENROQweb編集部