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BMW X1
日本導入は2グレード
BMWのプレミアムスモールコンパクトSUV「X1」は、都会で使うには最適の新型SUVだ。内外装を一新しただけでなく、日常域だけでなく長距離移動までカバーするというドライバビリティを誇るという。日本市場に導入されたのは、「xDrive20i xLine」と「xDrive20i M Sport」の2グレードで、ともに2.0リッター直4ターボガソリンエンジンを搭載する。
3代目へと進化したX1のエクステリアは、正面から見た際のスクエア形状のキドニーグリルと、その大型化されたキドニーグリルを中心に、サイドに放射状に広がるX字ラインが最大の特徴だ。フロントのアダプティブLEDライトや、リヤの立体的コンビネーションLEDライトがプレミアム感を醸している。
全長×全幅×全高は4500×1845×1645mmで、先代と比較して55mm長く、25mm幅広く、35mm高くなり、ホイールベースは2690mmで20mm延長された。それでも年々拡大するニューモデルのボディサイズを考えれば、日本市場にジャストサイズという立ち位置は変わらないだろう。
最新のBMWデザインを採用
パワートレインは最新世代の2.0リッター直4ターボガソリンエンジンに7速DCTを組み合わせる。2グレードともに最高出力150kW(204PS)/5000rpm、最大トルク300Nm/1450〜4500rpmとなる。燃費はWLTCモードで12.9km/リットル。
インテリアは、現代のBMWデザインを象徴するカーブド・ディスプレイやコントロールパネル一体型フローティング・アームレストなどが特徴となっている。他にもセンターコンソール前の非接触充電機能付きスマートフォントレイなど、キャビンデザインは従来モデルから一新された。
現代の車両には必須のACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)はもちろんLCW(レーン・チェンジ・ワーニング)やLDW(レーン・デパーチャー・ワーニング)も装備しているほか、35km/h以下で前進したルートを50mまで記憶して、正確にバックするリバース・アシスト機能も備える。
後席には3つのフルサイズシートが装備され、座り心地は大幅に向上した。40 : 20 : 40分割可倒式リヤシートを畳むことで、トランク容量は通常時の540リットルから最大1600リットルまで拡大。また、オプションでリヤシートの前後調整が可能で、使い勝手が高められている。
車両本体価格
X1 xDrive20i xライン
556万円
X1 xDrive20i Mスポーツ
556万円
SPECIFICATIONS
X1 xDrive20i
全長 4500mm
全幅 1845mm
全高 1645mm※M Sport 1625mm
ホイールベース 2690mm
車両重量 1640kg
エンジン:直列4気筒DOHCガソリンターボ
総排気量 1998cc
最高出力 150kW(204PS)/5000rpm
最大トルク 300Nm/1450〜4500rpm
燃料消費率(WLTC) 12.9km/リットル