BMWの売れ筋コンパクトSUV「X1」が日本導入

BMWの売れ筋プレミアムスモールコンパクトSUV「BMW X1」日本市場に導入

2.0リッター直4ターボエンジンを搭載するX1。最高出力150kW、最大トルク300Nmを発揮。燃費はWLTCモードで12.9km/リットルとなっている。
2.0リッター直4ターボエンジンを搭載するX1。最高出力150kW、最大トルク300Nmを発揮。燃費はWLTCモードで12.9km/リットルとなっている。
2023年2月17日、BMWのコンパクトSUV「X1」の第3世代となる新型発表会が開催された。X1は日本の道路環境に適したサイズ、現代的なデザイン、高度なデジタル化、そして快適なインテリアが魅力の注目モデルである。同時にフル電動モデル「iX1」の導入も発表された。

BMW X1

日本導入は2グレード

i4などと同じフラッシュサーフェス化したドアハンドルの採用によりデザイン性と空力性能をともに向上させた。
i4などと同じフラッシュサーフェス化したドアハンドルの採用によりデザイン性と空力性能をともに向上させた。

BMWのプレミアムスモールコンパクトSUV「X1」は、都会で使うには最適の新型SUVだ。内外装を一新しただけでなく、日常域だけでなく長距離移動までカバーするというドライバビリティを誇るという。日本市場に導入されたのは、「xDrive20i xLine」と「xDrive20i M Sport」の2グレードで、ともに2.0リッター直4ターボガソリンエンジンを搭載する。

3代目へと進化したX1のエクステリアは、正面から見た際のスクエア形状のキドニーグリルと、その大型化されたキドニーグリルを中心に、サイドに放射状に広がるX字ラインが最大の特徴だ。フロントのアダプティブLEDライトや、リヤの立体的コンビネーションLEDライトがプレミアム感を醸している。

全長×全幅×全高は4500×1845×1645mmで、先代と比較して55mm長く、25mm幅広く、35mm高くなり、ホイールベースは2690mmで20mm延長された。それでも年々拡大するニューモデルのボディサイズを考えれば、日本市場にジャストサイズという立ち位置は変わらないだろう。

最新のBMWデザインを採用

フル電動モデルのiX1も同時に発表された。航続距離は465kmを謳う。
フル電動モデルのiX1も同時に発表された。航続距離は465kmを謳う。

パワートレインは最新世代の2.0リッター直4ターボガソリンエンジンに7速DCTを組み合わせる。2グレードともに最高出力150kW(204PS)/5000rpm、最大トルク300Nm/1450〜4500rpmとなる。燃費はWLTCモードで12.9km/リットル。

インテリアは、現代のBMWデザインを象徴するカーブド・ディスプレイやコントロールパネル一体型フローティング・アームレストなどが特徴となっている。他にもセンターコンソール前の非接触充電機能付きスマートフォントレイなど、キャビンデザインは従来モデルから一新された。

現代の車両には必須のACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)はもちろんLCW(レーン・チェンジ・ワーニング)やLDW(レーン・デパーチャー・ワーニング)も装備しているほか、35km/h以下で前進したルートを50mまで記憶して、正確にバックするリバース・アシスト機能も備える。

後席には3つのフルサイズシートが装備され、座り心地は大幅に向上した。40 : 20 : 40分割可倒式リヤシートを畳むことで、トランク容量は通常時の540リットルから最大1600リットルまで拡大。また、オプションでリヤシートの前後調整が可能で、使い勝手が高められている。

車両本体価格

X1 xDrive20i xライン

556万円

X1 xDrive20i Mスポーツ

556万円

SPECIFICATIONS

X1 xDrive20i

全長 4500mm
全幅 1845mm
全高 1645mm※M Sport 1625mm
ホイールベース 2690mm
車両重量 1640kg
エンジン:直列4気筒DOHCガソリンターボ
総排気量 1998cc
最高出力 150kW(204PS)/5000rpm
最大トルク 300Nm/1450〜4500rpm
燃料消費率(WLTC) 12.9km/リットル

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