新型「MINI カントリーマン」がスコットランドテストを公開

まもなく正式発表の新型「MINI カントリーマン」が見せたただならぬグラベル走破性能

スコットランドの雄大な自然環境において、その走破性能を発揮した3代目「MINI カントリーマン」。
正式発表を控えた3代目「MINI カントリーマン」が、雄大な自然を誇るスコットランド・ハイランド地方で走行テストを行った。
MINIは、新型「MINI カントリーマン(日本名:クロスオーバー)」が、スコットランドの未舗装路においてテストを行う様子を公開した。3代目MINI カントリーマンは、インテリジェントな「ALL4」全輪駆動システムを搭載。あらゆる路面に対応する走破性能を持つ。

MINI Countryman

英国屈指の自然が残るハイランド地方へ

スコットランドの雄大な自然環境において、その走破性能を発揮した3代目「MINI カントリーマン」。
スコットランド・ハイランド地方は、標高1000メートルのマンロス山周辺に様々な自然環境が存在。最新の「ALL4」全輪駆動システムを搭載する新型MINI カントリーマンが、その走行性を試すことになった。

深い緑が広がる草原、燦々と照りつける太陽と突然訪れるにわか雨……。英国屈指の眺望を誇るスコットランド・ハイランド地方、標高約1000メートルを超えるマンロス山系周辺は、太古から削り取られた岩に深く食い込む川や湖が多数存在する。今回、厳重なカモフラージュ偽装が施された3代目「MINI カントリーマン」が、英国最大の湖であるローモンド湖周辺のグラベル路で走行テストを行った。

走行テストの起点となったのは、スコットランドの古都スターリング。スコットランド最大規模を誇るスターリング城からは、ロッホ・ローモンド国立公園の奥地までもが見渡すことができる。スターリング城が初めて文献に登場するのは12世紀、その後のルネッサンス期には初期スチュワート王家のもとで、栄光の時を迎えた。

舗装路から雄大な自然が残るラフロードへ

スコットランドの雄大な自然環境において、その走破性能を発揮した3代目「MINI カントリーマン」。
中世の趣が残るスターリングから、幹線道路を走行し、手つかずの自然が残るテイ湖沿岸の北東部山脈へ。新型MINI カントリーマンは、グラベル路において安定した走行性能を発揮した。

スターリングから幹線道路のA84とA85を北上し、鬱蒼とした森と紺碧の湖に沿って小さな村ミッド・リックスへと向かう。MINI カントリーマンは、分岐するA827号線からテイ湖沿岸の北東部山脈へと入った。マンロス山脈を通る曲がりくねったルートでも、その快適でスポーティなドライビングダイナミクスを発揮する。

この地方で最も標高の高いマンロス山系のベン・ラワーズ山(標高1214メートル)の麓には、ベン・ラワーズ・ダムがあり、周囲の山々から流れる河川から344メートルもの水を堰き止めている。新型MINI カントリーマンは、広々としたラゲッジスペースを備えており、スコットランドの自然を楽しむハイキング装備も楽々と飲み込んでくれるだろう。

カヤック・ルートを問題なく走破

スコットランドの雄大な自然環境において、その走破性能を発揮した3代目「MINI カントリーマン」。
十分なロードクリアランスを持つ新型MINI カントリーマンは、映画『007 スカイフォール』にも登場したカヤック・ルートを、問題なく走破して見せた。

スコットランドのハイランド地方は、起伏に富んだ地形が特徴。ハイランド地方北西部へと向かうA82は、グレンコー山脈へと続く。途中、いくつもの川を渡り、歴史的なオーキー橋の奥にある壮大な湖、ロチャン・ナ・ハ・アッケーズ(Lochan na h-Achlaise)へと到着した。

数々の滝が谷の奥へ流れる川に沿って、細い道が南へと続く。ここに流れるエティヴ川は、スコットランドで最も難易度の高いホワイトウォーター・カヤックのルートのひとつ。映画『007 スカイフォール』の中で、ダニエル・クレイグ扮するジェームズ・ボンドが、追っ手を振り切るためにこの川沿いのルートを選び、華麗なライディングを披露している。今回、新型MINI カントリーマンは、ボンドがカヤックで通過したルートも、問題なく走破してみせた。

新型「MINI カントリーマン」と「MINI 3ドア/5ドア」から導入される、丸型ディスプレイ中心の「MINIインタラクション・ユニット」。

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