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Icons of Porsche
早くも新型パナメーラを中東初公開
2023年のアイコンズ・オブ・ポルシェは、「ポルシェ創業75周年」と「911誕生60周年」をテーマに掲げ、多くのポルシェ・オーナーをはじめ、ヒストリックカーファンやアート愛好家が参加した。ドバイ・デザイン・ディストリクトに集まった人々は、新型パナメーラをの中東初公開に加えて、初代911 ターボへのオマージュとして製作された「911 ターボ ソンダーバーシュ」のお披露目にも立ち会っている。
ポルシェ・ミドルイースト・アフリカの最高経営責任者を務めるマンフレッド・ブラウンルは、大盛況となった今回のアイコンズ・オブ・ポルシェを受けて、次のようにコメントした。
「アイコンズ・オブ・ポルシェの成功は、中東におけるポルシェコミュニティの情熱と力強さを示しています。今回で3回目となりますが、最大規模での開催を実現しました。あらためて、このイベントに参加された全ての皆様、そして会場にポルシェを展示してくださったポルシェオーナーの皆様に、心から感謝します」
全長20mの巨大911バルーンが登場
今回、ドバイ・デザイン・ディストリクトの会場には、ひときわ目立つモニュメントが登場。イベント会場にそびえ立ったのは、数km離れた場所からでも見える、ポルシェ 911 バルーンだった。全長約20m、高さ6m以上、幅8mという巨大バルーンは、1963年から1973年まで生産されていた初代911をモデルに製作されている。
この真紅の911バルーンは会場の中心に配置され「世界最大のインフレータブル(空気を入れて膨らませた)車両」として正式にギネスワールドレコードにも認定された。
3代目パナメーラが一般公開の他、718 スパイダー RS、ビジョン 357 スピードスター コンセプトが中東地域デビュー。また、フル電動ハイパーカーのミッションX コンセプト、911 S/T、ポルシェミュージアム所蔵車の貴重なヒストリックカーも展示された。