Aston Martin Valhalla
生産開始に向けて加速するテストプログラム
いよいよ迫った本格的な生産開始に向けて、現在サーキットを中心に精力的なテストが続けられているヴァルハラ。今回、ブラックをベースに、レーシンググリーンとライムグリーンという、アストンマーティンのF1マシンを思わせるカラーリングを纏ったプロトタイプが、サーキットを周回している写真が公開された。
ヴァルハラは、ドライバーにフォーカスしたミッドエンジン・スーパースポーツとして開発。F1マシンの開発で使用されたシミュレーションツールから得られた貴重なデータが積極的に導入された。アンダーボディには、F1マシンの「AMR23」に採用されている技術が搭載されており、F1では禁止されているアクティブ・エアロダイナミクスも採用された。
ヴァルハラは4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジンに、3基の電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッド(PHEV)パワートレインを搭載し、最高出力は驚愕の1012PSを発揮。アストンマーティンはラインナップの電動化を進めており、パフォーマンス、ダイナミクス、ドライビングの楽しさにおいて、クラス最高水準を打ち立てるスーパースポーツとして、ハイブリッドからフル電動化へと橋渡しをする存在になるという。