アストンマーティンが「ヴァルハラ」のサーキットテストを公開

2024年から生産開始するハイパーPHEV「アストンマーティン ヴァルハラ」がサーキットで精力的なテスト

レーシンググリーンとライムグリーンのカラーリングを纏い、サーキットでテストを行うアストンマーティン ヴァルハラのプロトタイプ。
レーシンググリーンとライムグリーンのカラーリングを纏い、サーキットでテストを行うアストンマーティン ヴァルハラのプロトタイプ。
アストンマーティンは、現在開発を進める新型プラグイン・ハイブリッド・スーパースポーツ「ヴァルハラ」の最新テスト画像を公開した。999台が限定販売されるヴァルハラは、2024年から製造がスタートする予定となっている。

Aston Martin Valhalla

生産開始に向けて加速するテストプログラム

F1由来のテクノロジーが数多く導入されたヴァルハラのテストは、2024年の生産開始に向けて、サーキットを中心に精力的に進められている。
F1由来のテクノロジーが数多く導入されたヴァルハラのテストは、2024年の生産開始に向けて、サーキットを中心に精力的に進められている。

いよいよ迫った本格的な生産開始に向けて、現在サーキットを中心に精力的なテストが続けられているヴァルハラ。今回、ブラックをベースに、レーシンググリーンとライムグリーンという、アストンマーティンのF1マシンを思わせるカラーリングを纏ったプロトタイプが、サーキットを周回している写真が公開された。

ヴァルハラは、ドライバーにフォーカスしたミッドエンジン・スーパースポーツとして開発。F1マシンの開発で使用されたシミュレーションツールから得られた貴重なデータが積極的に導入された。アンダーボディには、F1マシンの「AMR23」に採用されている技術が搭載されており、F1では禁止されているアクティブ・エアロダイナミクスも採用された。

ヴァルハラは4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジンに、3基の電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッド(PHEV)パワートレインを搭載し、最高出力は驚愕の1012PSを発揮。アストンマーティンはラインナップの電動化を進めており、パフォーマンス、ダイナミクス、ドライビングの楽しさにおいて、クラス最高水準を打ち立てるスーパースポーツとして、ハイブリッドからフル電動化へと橋渡しをする存在になるという。

F1の技術が積極導入された「アストンマーティン ヴァルハラ」のエクステリア。

F1の経験と技術を投入した1012PSのPHEVスーパースポーツ「アストンマーティン ヴァルハラ」は2024年から生産【動画】

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