注目の新型パジェロは受注好調

新型パジェロは2026年9月2日(水)に、2019年の販売終了よりじつに7年振りに発表され、10月1日(木)に先行予約の受注を開始。10月29日現在、約1ヶ月で発売日までの先行受注目標(4000台)を大きく上回る5500台の受注を集め、このクラスのSUVとしては好調なスタートを切った。三菱自動車のフラッグシップモデルとして、同社はもちろんユーザーの期待の大きさも伺わせる。

新型三菱パジェロ

そして、10月19日(木)価格を含めて発売日が改めて正式発表となった。すでに予約の段階でディーラーなどでは当然価格とグレードはユーザーには伝えられているわけだが、一般に公開されるのは今回が初となる。発売日は12月17日(木)と発表され、TVCMもこのタイミングで放映をスタートするという。

新型三菱パジェロ

今回の価格発表からは受注増も想定され、また、TVCM放映がスタートする発売日以降は加速する可能性がある。納期は3〜4ヶ月で生産が進められており、先行受注車は発売日〜翌月には納車されそうだ。今後、受注増が進むと納期が伸びる可能性もある。新型パジェロに早く乗りたいのであれば、予約を急いだ方が良さそうだ。

現時点では全国で12台のみが展示されているが、12月には全国のディーラーに展示車・試乗車を配備する予定とのこと。待って実車見てから買うか、いち早く手にするために急いで予約するか、悩ましいところだ。

三菱自動車の期待をうかがわせる社長の言葉

三菱自動車・岸浦惠介代表執行役社長兼COOが発表会でパジェロへの期待を語る。

「新型『パジェロ』を心待ちにしているお客様にお届けできることを大変うれしく思います。『パジェロ』は三菱自動車を象徴するフラッグシップモデルであり、当社ブランドをけん引する重要なモデルです。先行して販売しているタイでも高い評価をいただいており、日本のお客様にもようやくお届けすることができます。今回の投入を機に、より多くのお客様に三菱自動車らしい走破性、安心・安全・快適、そして冒険する楽しさをお届けするとともに、三菱自動車ブランドのさらなる成長につなげてまいります」

岸浦惠介社長。1993年入社当時、RVブームで人気のパジェロが欲しかったが、新入社員には高価だったため、RVRスポーツギアを購入。先輩のパジェロ(ショート)でスキーに行って、その走破性と安心感に感動したエピソードを披露。

気になる仕様と価格

グレードはベーシックなものから「GLS」「GSR」「EXCEED」「SUPER EXCEED」の4グレードとなっており、価格は619万3000円〜795万800円となっている。いずれも2.4L直列4気筒インタークーラーディーゼルターボにスポーツモード付き8速ATとスーパーセレクト4WD-IIを組み合わせる。定員も7名乗車の3列シートのみとなっている。

グレードエンジントランスミッション駆動方式乗車定員価格
GLS2.4L直列4気筒インタークーラーディーゼルターボスポーツモード付き8速ATスーパーセレクト4WD-II7名619万3000円
GSR676万5000円
EXCEED693万円
SUPER EXCEED795万800円
新型パジェロ価格表

グレード構成は単純な装備と価格の区分ではなく、ユーザーの価値観や使い方の違いに合わせて設定されたものだ。「GLS」「GSR」は三菱自動車のSUVらしいハードな使い方を想定。クルマを走らせて楽しむためのグレード。一方「EXCEED」系は三菱自動車のフラッグシップとしてのプレミアム感、上質さを重視。ライフスタイルを重視したユーザーがターゲットとしている。

新型三菱パジェロ

先行受注では最上位グレードが指名されるケースが多いが、現時点では「SUPER EXCEED」が7割、それに次ぐのが「GSR」となっているという。