早くもカスタムの夢が広がる!「東京オートサロン2023」で公開された話題の三菱「デリカミニ」×Colemanコラボモデルはアウトドアユーザー必見 !!

2022年11月に発表され話題を呼んだ三菱デリカミニ。その実車が東京オートサロン2023でお披露目された。同時に、アウトドアブランドのColemanとのコラボモデルも展示。デリカミニのアウトドアユースでの可能性を提案している。さらに、「雪山」をイメージしてカスタムされた「SNOW SURVIVOR」も用意され、デリカミニの世界を広げている。
PHOTO:井上 誠(INOUE Makoto)

三菱自動車はパジェロや歴代デリカなど、代々アウトドアユーザーに愛されてきた。メーカーも「スターキャンプ」などアウトドアイベントを開催するなど、アウトドアユースでの三菱車の魅力をアピールしてきている。
そのような流れもあり、アウトドアブランド「Coleman(コールマン)」とはたびたびコラボしており、2023年1月13日(金)から15日(日)で開催されている「東京オートサロン2023」の三菱ブースでは、話題のブランニューモデル「デリカミニ」のColemanコラボカスタムモデルが公開された。

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いよいよ開幕した東京オートサロン2023! 三菱ブースの注目の1台はもちろんデリカミニだ! …

新型デリカミニ×コールマン [DELICA MINI meets Coleman]

DELICA MINI × Coleman(デリカミニ「T/4WD」)

家族や仲間とアウトドアを楽しむことでワクワクする時間や新たな挑戦を共有する。そんなアウトドアユーザーを後押ししたいという三菱とコールマンの想いが結実したのがこのコラボモデル「新型デリカミニ×コールマン」だ。このコラボレーションによるカスタムで、デリカミニでアウトドアを気軽に楽しむライフスタイルを提案している。

DELICA MINI × Coleman(デリカミニ「T/4WD」)

その内容はエクステリアに留まらず、実際のアウトドアユースを想定したさまざまなユーティリティ装備も装着されている。現状でほとんどのパーツは参考出品で市販は名言されていないが、その完成度の高さやフィッティングの良さを考えれば市販前提の製品ではないかと考えられる。
デリカミニを購入した際のカスタムとしてはもちろん、このスタイルやアイデアを他車……例えばeKクロススペースなどに応用することも考えられる。
アウトドアユーザーであれば、オートサロン2023会場で実車を見て損は無いだろう。

エクステリア

専用のオリジナルカラーは、コールマン製品との相性が良いグレーとベージュを掛け合わせた「グレージュ」とコールマンのブランドロゴでお馴染みのランタンマークをサイドに大胆にラッピング。ルーフもベース車には設定のないシルバールーフのツートーンとなっている。さらに、前後バンパーやガーニッシュをグロスブラック基調として強いコントラストでインパクトも抜群だ。
「DELICA」の立体ロゴもホワイトレターとされ、特にリヤガーニッシュは元の凹型を塗装したのではなく文字パネルを重ねた凸型と凝った仕様になっている。
また、バンパーやクラッディング塗装のブラックには星のようなホワイトのチッピングが施されており、単なるブラックとは一線を画するデザインだ。穿った見方をすれば、オフロード走行などでブラック塗装にチッピング傷が生じても、目立たないという実用面の効果も考えられる。

グロスブラックとなったリヤガーニッシュの立体ロゴはホワイトレターの文字パネルを装着。右端の「MINI」のみ凹型で残される。リヤゲート右下には「Coleman」のロゴを配置。
バンパーなどをグロスブラックとしてよりメリハリが生まれたフロントフェイス。こちらの立体ロゴもホワイトレターとなっている。

足回りも”デリカ”らしいアウトドアテイスト溢れる装備を追加。
4WDに標準装備となる15インチホイールは、ボディと同じくメインを「グロスブラック」塗装とし、リムに「グレージュ」をあしらいアクセントにしている。
タイヤはトーヨータイヤ製オープンカントリーR/Tを装着。ホワイトレターと合わせてよりオフロード感を高めている。
さらにリヤバンパーに装着されたマッドフラップが”デリカ”らしさを強調している。

純正と同サイズ(165/60R15)のTOYO OPEN COUNTRY R/Tを装着。ホイールは同形状のオリジナルペイント。
リヤのマッドフラップには「DELICA MINI」のロゴを配置。フロントにも短めのマッドフラップが装着される。
■エクステリア装着パーツ
ボディカラー:専用オリジナルラッピング(グレージュ×グロスブラック)
ダイナミックシールド:ブラック
フロントグリルガーニッシュ:ブラック
フロントバンパーエンブレム:ホワイト
マッドフラップ:ブラック
テールゲートエンブレム:ホワイト
テールゲートガーニッシュ:ブラック
タイヤ:TOYO OPEN COUNTRY R/T WL(165/60R15)

インテリア&ユーティリティ

ルーフキャリア

ユーティリティ系のパーツも豊富に装着されている。
まずエクステリアで目を引くのがルーフレールに装着されたルーフキャリア。大柄でパイプ径も太くいかにも頑丈で積載製も高そうだ。撮影車両には積載サンプルとして、コールマン製のストレージバッグが載せられていた。

HINOKIシングルベッドキット(クラフトAOI)

助手席側にはラゲッジルームから助手席までシートをフラットにして設置するクラフトAOI製のHINOKIシングルベッドキットを設置。今、流行の車中泊での使い勝手の良さを感じさせる。
また、車中泊では車内の換気や温度管理が悩みの種。特に暑い季節はエアコンのためにエンジンをかけっぱなしにするわけにもいかず、かといって窓を開け放していては蚊などの虫が入ってくる。
この展示車両にはリヤウインドウにアイズ製ウインドーバグネット セカンドを装着。クルマのウインドウ用網戸で窓を開けていても虫の侵入を防ぐことができる。同社からはさまざまな車種向けに用意されている商品だが、デリカミニ用も設定されるようで、価格も1万2100円(税込)と発表されている。

ウインドーバグネット セカンド(アイズ)

また、リヤクォーターウインドウに装着するIPF製のサイドストレージパネルや、ラゲッジルーム天井に荷物スペースを設けるパネル、リヤゲートを開けた際に荷物を掛けることができるバーなども装着されていた。

天井とリヤクォーターウインドウのストレージパネル。
リヤゲート内側に装着された荷掛け用のバー。
■インテリア/ユーティリティ装着パーツ
ルーフキャリア
HINOKIシングルベッドキット(クラフトAOI)
ウインドーバグネット(アイズ)
サイドストレージパネル(IPF)
ルーフストレージパネル
リヤゲート荷掛けバー

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