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レクサスGX新旧比較
新型レクサスGXは、GXの2024年モデルとして登場する。レクサスGXのトヨタ版は「ランドクルーザープラド」だ。レクサスGXが新型に切り替わったということは、当然ランドクルーザープラドもおそらく早々に新型が登場するのだろう。
前型レクサスGXは2009年デビューだから、かなりのロングセラーモデルだった(国内のランドクルーザープラドも)。
新型GXのパワートレーンは、2.4L直4ターボ+HEVと3.5LV6ツインターボ+10AT。3.5LV6ツインターボ+10ATはレクサスLXと同じ。ディーゼルの設定はない(メインマーケットが北米なので当然だ)。
前型GXは、4.8L V8DOHC(1UR-FE型)+6ATだった。
前型レクサスGX
全長×全幅×全高:4880mm×1885mm×1885mm
ホイールベース:2790mm
新型レクサスGX
全長×全幅×全高:4960mm×1980mm×1870mm
ホイールベース:2850mm
全長で80mm、全幅で95mm拡大している。
新型レクサスGX vs 現行ランドクルーザープラド
ちなみに、現行ランドクルーザープラドのパワートレーンは、2.6L直4(2TR-FE型)+6AT/2.8L直4ディーゼル(1GD-FTV型)+6ATの2種類。
ランドクルーザープラド
全長×全幅×全高:4825mm×1885mm×1850mm
ホイールベース:2790mm
である。
おそらく、次期ランドクルーザープラドは新型GXと同じくホイールベース2850mmとなる。パワートレーンは、2.4L直4ターボ+HEV/3.5LV6ツインターボ、そして2.8L直4ディーゼル(1GD-FTV型)も用意されるかもしれない。
上の写真は左が新型、右が前型だ。右の前型は2022年モデルのフロントフェイスだ。レクサスの象徴、スピンドルグリルが、レクサスフェミリーであることを強く主張している。ところが、新型はまったく違ったテイストになった。
レクサスの説明によれば新型は
「高い走行性能の提供に寄与する機能的本質や動的性能に根差したプロポーションと独自性を追求したデザインを本格オフローダーとして表現。高い走破性と冒険心をくすぐる外観でありつつ、あらゆる道でドライバーが快適に運転できるデザイン」だとする。従来のレクサスSUVは、UX、NX、RX、LXも含めて「都会派」「おしゃれ」なイメージが強かったが、新型レクサスGXは、はっきり「オフローダー」、しかも「ザ・プレミアム・オフローダー」に変身している。
レクサスGX vs LX
レクサスGXとLXの関係は、同じプラットフォーム(GA-F)、同じホイールベースを使って開発されたSUVだ。並べてみるとこうなる。
レクサスLX
全長×全幅×全高:5100mm×1990mm×1885mm
ホイールベース:2850mm
デザインテイストはLXとはまったく違うことが明白だ。
今度は、ランドクルーザーだ。
トヨタ・ランドクルーザー
全長×全幅×全高:4985mm×1990mm×1925mm
ホイールベース:2850mm
つまり、ホイールベースの2850mmは、レクサスLX、GX、ランドクルーザーで同じ。
全長はレクサスLX=5100mm、レクサスGX=4960mm、ランドクルーザー=4985mm
レクサスGXとランドクルーザーの大きさはほぼ同じ。となると、次期ランドクルーザープラドはどうなるか?
デザインテイストも「オフローダー濃度」というものがあるとしたら、濃い順に
レクサスGX>ランドクルーザー>レクサスLX
となるが、次期ランドクルーザープラドがどこに入ってくるのか?
レクサスGX>ランドクルーザー>ランドクルーザープラド>レクサスLX
ここか。
レクサスGX>ランドクルーザープラド>ランドクルーザー>レクサスLX
ここか。はたまた
ランドクルーザープラド>レクサスGX>ランドクルーザー>レクサスLX
次期ランドクルーザープラドがどんなスタイルを纏って登場するか、非常に楽しみだ。