目次
最新装備充実のコンパクトSUV EVが日本上陸!
新型EVの「コナ」は、ヒョンデが日本国内で展開する2番目の車種として、11月1日より販売を開始するコンパクトSUVだ。電気自動車のある多様なライフスタイルを提案するヒョンデにおいて、コナは日常の様々なシーンで使い勝手の良い優れたスペースユーティリティ、そしてV2L/V2H をはじめとした様々な便利な機能を持つ「マルチプレイヤー」なコンパクトSUVとして注目を集めそうだ。
ボディサイズは全長×全幅×全高=4355×1825×1590mmで、ホイールベースは2660mm。全車が前輪駆動となる。駆動用バッテリーは、48.6kWhと64.8kWhの2種類をラインナップする。
エントリーグレード「カジュアル」は48.6kWhバッテリーを搭載し、最高出力99kw(134PS)/最大トルク255Nmを発揮。その他のグレードはすべて64.8kWhバッテリーを搭載し、最高出力150kw(203PS)/最大トルク255Nmとなっている。
48.6kWhバッテリーは一充電走行距離が 456km。64.8kWhバッテリーは541km〜625kmとロングドライブでも不便を感じることはないだろう。充電ステーション到着前に加温もしくは冷却し、バッテリー温度を最適化かつ、充電時間を短縮する「バッテリー・プリコンディショニング2」を初採用している。
ラゲッジスペースの容量は、466Lで28インチスーツケース(62L)を3個収納できる。後席フォールディング機構やアンダートレーの取り外しにより、用途に応じて更に拡大することが可能となっている。
その他に、ヒョンデとして日本初採用のデジタルキー(NFC カード付)は、スマホやスマートウォッチで車両のロック・アンロック、始動をすることができる。また、最大で8本のデジタルキーを登録できるので、家族で使い分けることも可能だ。
左右の灯火類を一直線で結んだ「シームレスホライゾンランプ」が特徴
エクステリアデザインは、未来的なスタイリングとユニークなキャラクターラインなど、2022年5月に登場した同社の「IONIQ 5」で培った先進性はそのままに、取り回しのよいコンパクト SUV として仕上げている。
一目でコナとわかる、前後とも左右の灯火類を一直線で結んだ「シームレスホライゾンランプ」とダイナミックなサイドプロポーションを採用、未来的で個性豊かなデザインを実現している。空力性能を徹底的に追求しCD値0.27を達成するなど、電力消費の低減に貢献している。
インテリアでは、開放的な水平基調のダッシュボードと、12.3インチのメータークラスターと12.3インチのナビゲーションディスプレイを統合したパノラマディスプレイを採用。先進性と使いやすさが融合したコックピットだ。電子制御シフトレバーをステアリングコラムに採用し、センターコンソールスペースを拡大。 EV先行型のプラットフォーム開発により、後席足元のフラットフロアを実現。前席シートバック形状とあわせて、後席でもゆったりと過ごせる足元スペースを確保するなど居住性に優れている。
ナビゲーションには AR 機能を搭載。ディスプレイに映るフロントカメラ映像に、車線や矢印等のAR効果を表示し、行先を分かりやすく案内する。ナビ画面と連動して近隣充電ステーションや走行可能エリア表示等、EVならではの便利な専用コンテンツが用意されている。
エクステリアカラーは全8カラー(うち2トーンカラーが3種類)、インテリアカラーは全3カラーを
設定、多彩なカラーバリエーションで展開する。
東京・渋谷で開催された発表会の壇上で、ヒョンデ モビリティ ジャパン代表取締役CEO 趙 源祥(チョ・ウォンサン)氏は「コナは、日本のEV環境において最適なモデルであり、ヒョンデのEV化をリードするモデルです。20〜30代の新しいユーザーを開拓するとともに、今までEVは高価なので購入の選択肢から外していたユーザーにとっても、EVライフをスタートする最初の1台として最適なモデルであると考えています」と語った。
ヒョンデ・コナの価格は以下のとおり。
・カジュアル(48.6kWh) 399万3000円
・ボヤージュ(64.8kWh) 452万1000円
・ラウンジ(64.8kWh) 489万5000円
・ラウンジ 2トーン(64.8kWh) 489万5000円