最新電動車の走りを体験できる「EV+Experience 2022 in Toyota City」が開催された!

11月12日(土)、13日(日)の二日間、「EV+Experience 2022 in Toyota City」が、「フォーラムエイト・ラリージャパン2022」の併催イベントとして開催された。ラリージャパンのサービスパークがある豊田スタジアムから近い愛知県豊田市駅前広場という便の良さもあって、当日は多くの来場者で賑わった。

8台のピュアEVとハイブリッド車に公道試乗!

ピュアEV5台を含む、全8台の電動車に一般公道で試乗!

試乗車全部で8台。トヨタbZ4X、日産サクラ、ホンダ・ホンダ e、マツダ MX-30 EV、スバル・ソルテラと、5台のピュアEVが揃った。日産オーラ、ルノー・キャプチャー、ルノー・ルーテシアの3台がハイブリッド車だ。事前の予約なども必要なく、話題の電動車を実際に味わえるとあって、多くの希望者が、土曜日、日曜日の2日間に列をつくった。

日曜日は一時雨にも見舞われたが、試乗受付はご覧の大盛況。

先着順に整理券が配られ、空いていれば、希望の車種にエントリーできる仕組み。試乗に関する事前講習だけでなく、インストラクターからは実車を前にした丁寧な車種ごとの説明も行われていた。電気自動車はガソリン車とは勝手が違う部分もあり、参加者は興味深くレクチャーに聞き入っていた。

豊田市駅前広場が試乗コースの発着地点。約2kmのコースが用意された。

試乗コースは、豊田市駅前広場をスタートした後、ラリージャパンのサービスパークがある豊田スタジアム方面へ。途中、3度の左折を経て、駅前広場へ戻ってくる約2kmのコース。通過するコースは一部、ラリージャパンのリエゾン区間と重なることもあり、時間帯によって沿道は、ラリーカーを応援するファンたちで埋め尽くされるなど、普段と違った熱気の中での試乗だった。

コースの一部区間はラリージャパンのリエゾン区間でもあったため、ラリーカー通過時は大声援が巻き起こった。
インストラクターが同乗するため、操作や試乗コースに不安がある人でも安心。

試乗後の参加者からは、「もっと長く乗りたい」の声が聞かれるなど、試乗を楽しんだ様子が伺え、とくに電動車の加速の良さや、静かさ、乗り心地の良さなどへのコメントが多く寄せられた。

試乗前にはインストラクターから車両の詳しいレクチャーも。
電気自動車の静かさや加速の良さに驚く声も多かった。
試乗車ラインナップ

トヨタ bZ4X
日産オーラ
日産サクラ
ホンダ e
マツダ MX-30 EV
スバル ソルテラ
ルノー・キャプチャー E-TECH HYBRID
ルノー・ルーテシア E-TECH HYBRID

試乗コーナーの他、展示ブースも充実

EV+Experienceでは、試乗の他に、各社の展示ブースも充実。電動車ならではの疑問点やクルマの特徴を説明員に直接質問できる機会も。勝又智也さん、松田亜希世さんによるトークライブでは、各メーカー担当者への直撃インタビューでは、さらに詳しい車両情報を引き出す場面もあり、EV購入を検討している人や、その手前の人たちにとっても、EVへの理解を深める良い機会になったようだった。

トヨタブースでは2台のbZ4Xを展示。
日産は、アリア、サクラの展示と、非常用電源としてのデモも実施。
マツダは、ピュアEVのCX-30と、発売前のCX-60 PHEVモデルが展示されていた。
スバルブースは、初のEVソルテラと、クロストレックを展示。
ルノーブースは、ルーテシアE-TECH HAYBRIDを出展。
展示ブース出展メーカー

トヨタ(bZ4X)
日産(アリア、サクラ)
マツダ(CX-60、MX-30 EV)
スバル(ソルテラ、クロストレック)
ルノー(ルーテシア E-TECH HYBRID)
()内は展示車両

車両展示

ホンダ(Honda e)
三菱(eKクロス EV)
トヨタ博物館(MIRAI 国沢号)
()内は展示車両
車両展示コーナーのホンダ Honda e。
三菱 eKクロスEVも、車両展示で参加。
特別展示のMIRAI 国沢号は、ドライバーの国沢光宏さんが飛び入りで参加。
開催概要

イベント名 『EV+ Experience 2022 in Toyota City』
開催日程  2022年11月12日(土)〜13日(日)
開催場所  愛知県豊田市駅前広場
主催    EV+ Experience実行委員会

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