本場仕込みのギミックが足元の存在感を大幅アップ
バハ1000やダカールラリーの他、ロッククローリングやダート/デザートの要素を取り入れた世界で最も過酷なオフロードレースと言われるKING of Hammersの競技車両にも使用されて来たKMC。国内においてもクロカン4駆やSUVモディファイを行う上で、絶対に外すことの出来ない信頼のブランドとして不動の評価を得ていることは周知の通り。
今回ピックアップしたKM549GRSは、リアルなビードロック機構を備えたコンペティション用ホイール、KM235グレネードクロールのテイストをストリート向けに忠実に再現したアグレッシブなデザインが特徴。奥まった位置にセットされたショートスポークのメッシュディスクやキャスト1ピースとは思えないほどの複雑なフランジ周りの演出など、KMCが持つ高度な造形技術を結集。サイズ設定は17インチから20インチまで。大径モデルでフェイス面のインパクトを前面に押し出すか、分厚いサイドウォールのオフ系タイヤと組み合わせてワイルド感をアピールさせるか、個性派オーナーの創作意欲を刺激する注目の1本と言えそうだ。
【KMC KM549 GRS】
STYLEWAGON(スタイルワゴン)2024年12月号より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]