18ロールのトイパが使えた! ホンダ「WR-V」で車中泊|後席格納の段差をマットで処理して快眠スペースが完成!!

【車中泊&キャンプの相棒探し Vol.3/ホンダ・WR-V】
3回目となる今回は、ホンダからデビューしたばかりのコンパクトSUV「WR-V」でオートキャンプ場へ! クラストップレベルの荷室空間がウリだけに、アウトドアギアの積載性はもちろん快適な車中泊も期待できそう!

長さ不足はアイデアで解消、快適な就寝スペースが楽々完成!

ホンダの最新SUVとしてデビューした「WR-V」は、現実的で手が出しやすい車両価格と使い勝手の良さが魅力のコンパクトSUV。ホンダのコンパクトSUVといえば「ヴェゼル」があるが、サイズ感はほぼ同じ。全長は「ヴェゼル」の方が15mm長いが、全高は「WR-V」の方が70mm高い。一方で見た目は全く異なる。直線的でタフなフォルムの「WR-V」は、いかにもSUVらしくアウトドアシーンもよく似合う。そして何よりも、ラゲッジスペースの広さと積載量がクラストップレベルで、車中泊にも向いていそうなクルマなのだ。

そんな「WR-V」での車中泊は想像以上に快適! 就寝スペースの確保は前席を前にスライドして後席を倒すだけ。ただこのまま寝るのは少々厳しい。「WR-V」は荷室部分が後席よりも低くなっているため約120mmの段差ができてしまう。この段差を埋めるためにテントのインナーマットとして使用する厚手のマットとブランケットを使い高さを調整。次は長さの問題。荷室と後席の背面部分だけだと長さが1400mm程度と、大人が寝るにはかなり短い。そこで助手席と後席の間にできる隙間を利用。2ℓの水1ケース等を使って隙間と段差を整え、足りなかった長さもしっかり確保。あとは車中泊用のマットを敷いて就寝スペースが完成。ただ気になるのは後席を倒した時にできる傾斜。見た目はかなり斜めに見えるが、頭を高い位置に置いて寝れば全く気にならないほどぐっすり眠れた。少々準備に手間はかかるが、車中泊の選択肢としては申し分なさそうだ。

段差と隙間を埋めて就寝スペースを確保

SUVは後席を倒して就寝スペースを作るのが一般的。「WR-V」の場合、これだけでは寝転ぶための長さが足りないので、前席を前にスライドさせ、後席と前席の隙間も利用するのがポイント。そこで今回役立ったのが2ℓの水1ケースとトイレットペーパー1袋(18ロール→カメラマンが奇跡的に車に積んでいた!)。この2つが隙間にジャストフィットしたうえ、トイレットペーパーが寝転んだ時にちょうど頭の位置にくるためクッション性も最高! まさかの便利アイテムになりました。

クラストップレベルの積載量は申し分なし!

車中泊したのは「ホンダ WR-V」

【ホンダ・WR-V】での車中泊、編集部的評価は?
リラックス度 ★★★★☆
快眠度    ★★★★☆
疲れにくい度 ★★★★☆

今回の宿泊地【撮影協力:長瀞オートキャンプ場(埼玉県秩父郡長瀞町)】
天気:晴れ
外気温:就寝時(23時) 11.2°/起床時(6時) 9.7°

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[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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