“リアルとプラモの境をなくす撮影テク”
スタワゴ編集歴約20年のNです。スタワゴ本誌でも絶賛連載中の『魅せプラモ部』。コトの発端は大阪在住カメラマン、PAPAN(パパン)こと伊勢馬場氏の「いまプラモにハマってるんですよ〜」という一言から。
写真を見せてもらったらそのハマりっぷりのクオリティが高過ぎたので、面白いから企画にしようぜと。ただプラモを作るだけじゃなく、“映える”写真に収めるところがゴール地点。その写真を誌面やSNSにアップしてみんなで楽しめたらなぁということです。
PAPAN部長が撮影した上の写真。廃車風に作り込まれたサニトラやダルマセリカ、テントウムシが、キラキラとした夕焼けに照らされた、まさに映える写真ですが、これリアルに見えますよね。
実際はプラモから手前は全て作り物。その後ろの背景がリアルな風景なんです。いかにしてリアルに見せるか。プラモ手前の草はプラモに合わせたサイズ感で作るのが大前提ですが、実際の背景との違和感をなくすには、プラモから後ろのボケ感が重要です。
プラモまでにピントを合わせて後ろをボケさせたり、またその逆にピントを広くすることで、このようなリアルな感じを作り出せるんですね〜。PAPAN部長はプロカメラマンなので1眼レフなど高価な機材を持ってますが、実はスマホのポートレートモードで撮影すれば、または編集アプリでイジれば近い雰囲気を作り出せると思います。
ぜひお試しあれ!