いま流行りのSUV&クロスオーバーSUVも充実! ファミリーカーとしてはスライドア採用のハイトワゴン系が人気の軽自動車

【軽カー選びの新常識2022】SUVタイプやハイト系など、大きく5つに分けられるボディタイプ! それぞれの特徴と、国産全ラインアップをまず知ろう!

全長&全幅のサイズやエンジン排気量の上限が決まっている軽自動車ながら、そのなかでいくつかのジャンルに分かれている。ジャンルによって室内の広さといった乗降性や運転感覚が異なるので、目的に合わせて選ぶのがセオリーだ。

HIGHT WAGON【ハイトワゴン系】

セダンより背が高く、一方でスーパーハイトワゴンほどは背が高くないワゴンタイプのパッケージングを持つモデル。具体的にいえば全高1550〜1700mmの車種だ。長らく軽乗用車のメインストリームだったが、昨今はその座をスーパーハイトワゴンに譲りつつある。リアドアはヒンジ式とするのが一般的だが、「ムーヴ キャンバス」や「ワゴンRスマイル」などスライドドアを組み合わせるモデルも登場。後席は十分な居住性を備えている。

SUPER HIGHT WAGON【スーパーハイトワゴン系】

軽乗用車の中では最も背が高いクラス。1700mmを超える全高が目安となるが、多くのモデルは1700mm後半だ。特徴は室内が広くてゆったりしていること。そしてスライドドアを組み合わせることだ。いま、軽乗用車のなかで最も人気のあるクラスとなる。

SUV SPECIALITY【SUV&スペシャリティ系】

昨今流行りのSUV&クロスオーバーSUV、スポーツカーなど個性の強いモデルをまとめたジャンル。クロスオーバーSUVでここに含まれるのは専用ボディを持つ車種で、クロスオーバーSUVスタイルでも「スペーシアギア」のような派生モデルはベースの車両と同じジャンルで扱うのが一般的。だからここからは除外している。ホンダ「N-ONE」はハイトワゴンとセダンの中間といえるパッケージングだが、個性を重視してスポーティグレードやMTを展開するなど独自路線なので今回はここへ含めた。

SEDAN【セダン系】

軽乗用車の中で最もベーシックとなるタイプ。全高は一般的な機械式立体駐車場に収まる1550mm以下で価格もリーズナブルだ。かつては荷室重視の貨物車登録のモデルも存在したが現在はすべてが乗用車登録となる。実用性向上のため、かつてに比べると背が高くなる傾向。

CABOVER VAN TRUCK【キャブオーバー、バン&トラック系】

乗用車ではなく貨物車扱いとなる商用モデルを中心とするクラス。軽トラックや荷室スペースの広いワンボックスタイプのバンに加え、昨今は「N-VAN」や「スペーシア ベース」といったスーパーハイトワゴン派生といえる商用モデルも登場している。それらはスーパーハイトとは異なり後席が狭く簡易的で、一方で荷室を広く確保。また「アトレー」のように商用登録ながら快適性も高めたモデルや「エブリイワゴン」のように貨物車ベースながら乗用登録のモデルもある。

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[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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