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ヴァレオ:3Dジェスチャーユーザーコントロール 指の動きを把握すると──夢が現実に!? [人とくるまのテクノロジー展2018横浜]

  • 2018/05/27
  • Motor Fan illustrated編集部
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素っ気なく置かれたハンドル。奥にはモニタ。指の動きを3Dで把握しているという。待てよ、そうすると将来のハンドル周りはまさにこの「素っ気ない状態」に行き着くのでは──。

 ステアリングが置いてあって、それを操作してみてくださいと担当者はおっしゃる。握ってみると、奥のモニタに表示が現れた。自分が握った場所をセンサが把握しているようだ。上下左右の位置だけでなく、前後方向も検知しているという。3Dの名称が示すとおりだ。小さなカメラひとつで測距している。

 ステアリングのスポーク部分には、透明なアクリルらしきものが備わっている。その上で指を滑らせてくださいと言われて、意図がわかった。カメラが向こう側から指の動きを検知できるのだ。

 現況、スポーク部にはADAS制御やオーディオデバイスなどのコントロール類が搭載されているが、この3Dジェスチャー・ユーザーインターフェースを用いて指の動きをプリセットしておけばこれらのスイッチ類をなくすことができるかもしれない。スマートフォンですっかり馴染んでいるフリックやスワイプ、ピンチイン/アウトなどで、エアコンの温度を下げたりACCをセットしたりできるようになるのだ。

 さらに気がついた。コラムのレバーコントロールもなくせるではないか。3Dの検知がここでも威力を発揮して、前後方向の動きも含めて指の動きを把握することで操作の広がりが期待できる。上げ下げ、回転、突き出しに引き戻し、右指と左指の組み合わせに1本指操作/2本指操作──できることはいろいろありそう。

モニタの様子。立方体が握っている手の状態把握、正方形の部分がスポーク部の検知。左側の正方形が緑色になっていて、動きを把握しているところ。

 当然、どのような動きをどのコントロールに当てるかはソフトウェア次第。車両側に備えるデバイスとしては基本的にカメラのみだ。運転席周りが劇的にシンプルとなり、操作のあり方が従来とはまったく異なる世界が始まるかもしれない。

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