明電舎:車両自動運転装置 ドライブロボットTYPE-i RBT2020が2022年「レッドドット・デザイン賞」を受賞

明電舎の車両自動運転装置 ドライブロボット・TYPE-i RBT-2020は、このたび2022年「レッドドット・デザイン賞(Red Dot Award)」(主催:Design Zentrum Nordrhein Westfalen)※1を受賞した。レッドドット・デザイン賞は、ドイツの国際的なデザイン賞で世界的にも権威のある賞のひとつ。

 明電舎は、自動車試験関連装置を国内外の自動車メーカー及び自動車部品メーカーなどに多数納入しており、ドライブロボットも自動車を開発する際に使用する装置のひとつ。ドライブロボットは大幅な軽量化により総重量23.5kgを実現し、誰でも簡単に設置できる扱いやすさなど、作業者の負荷を軽減する開発コンセプトが高く評価された。本製品は、「2021年度グッドデザイン賞」※2に続く受賞となる。

ドライブロボット TYPE-i RBT-2020 製品概要

 ライブロボットは、シャシダイナモメータ上で完成車両の自動運転を行う際に使用する自動運転装置。人間が操縦するのと同じように、自動車のアクセル、クラッチ、ミッション、ブレーキ、イグニッションキーを操作し、路上運転による試験と同様の条件を再現する。

※1:レッドドット・デザイン賞(Red Dot Award)
ドイツのエッセンにあるノルトライン=ヴェストファーレンデザインセンターが主催している1955年に創設された国際的なデザイン賞。プロダクトデザイン、デザインエージェンシー、デザインコンセプトの三つの分野があり、今回「車両自動運転装置 ドライブロボット TYPE-i RBT-2020」はプロダクトデザイン分野において受賞した。※2:グッドデザイン賞
1957年に通商産業省によって創立された「グッドデザイン商品選定制度」を日本産業デザイン振興会(現在の日本デザイン振興会)が承継し、1998年に新たにスタートした、日本で唯一の総合的デザイン表彰制度。

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