明電舎:リモート監視・運転支援業務の対象を拡大

明電舎は、「カスタマーセンター」の機能を強化し、従来のお問合せ対応を主業務とする組織からビジネス拡大のための情報ハブ機能を持つ組織へ再構築する。リモート監視・運転支援業務の対象拡大に加え、収集した設備監視情報と顧客情報・保守メンテナンス情報(定期点検、簡易点検など)を連携させ、明電舎グループ内で共有・分析・活用することで、営業活動の支援や最適な保守管理、設備のリプレース提案などの新たな付加価値創出を図る。

近年、製造業においては製品の製造・販売・保守にとどまらず、顧客業務の支援などを通じた接点の拡充を図ることでビジネスチャンスを拡大する動きが活発になっている。明電舎では、顧客満足度の向上を目指して2003年に「カスタマーセンター」を静岡・沼津事業所内に設立。24時間365日オペレータ常駐による顧客サービスの窓口として、コールセンター業務(納入設備の障害受付、各種の問い合わせ対応など)をはじめ、無停電電源装置、受変電設備、コージェネレーションシステム等のリモート監視、風力発電設備の運転支援、CS活動(顧客満足度の向上)の推進、障害情報管理などの業務を行ってきたが、今回、これらの既存業務に加え、次のような機能強化を行う。

機能強化するサービス

リモート監視・運転支援業務の拡大
主な明電舎製品(水力・太陽光・風力など再生可能エネルギー製品、受変電設備、移動電源車など)とカスタマーセンターをつなげ、設備の稼働状況を24時間365日監視し、メンテナンス部門や工場と連携することで顧客設備の安定稼働を支援する。

データ連携による情報活用の強化
監視業務の拡大により蓄積される豊富なデータとカスタマーセンターに集まる顧客情報、メンテナンス部門の点検情報などを連携させ、それらの情報を関連部門と協力して分析・評価し、明電舎グループ内へ配信・共有することで、顧客への提案活動など新しいビジネスチャンスにつなげる。

カスタマーセンターのリニューアル(本年6月8日オープン済み)
リモート監視や運転支援サービスなど、顧客や見学者に、明電舎グループの顧客満足度向上への取組みを間近に見てもらえる施設へとリニューアルする。リニューアルにあたり、受変電設備および太陽光PCSのリモート監視も開始する。

今後は、2024年度末を目標としてリモート監視の対象製品をさらに拡大する予定。

「カスタマーセンター」リニューアル

機能強化のための情報ハブとして、新しいカスタマーセンターが本年6月8日にオープンした。
再生可能エネルギー関連製品や受変電設備の監視状況などを間近に見ることができるデザインとなっている。また、いつでも見学に訪れることができる。

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