日産フェアレディZのサスペンションを眺めてみる 公開日 2023/01/25 更新日 2023/01/25 コラム・連載記事 著者 Motor Fan illustrated編集部 日本のスポーツカーのマスターピースであるフェアレディZ。RZ34型のサスペンションの様子を写真でご紹介しよう。 合計枚数10枚 すべての画像を見る 目次 リヤサスペンション:マルチリンク式フロントサスペンション:ダブルウィッシュボーン リヤサスペンション:マルチリンク式 右リヤサスペンションを後方から。アルミ合金製のロワー後リンクが圧巻。その下方に見える鋼製のリンクはロワー前リンク。サブフレームは鋼製の板金構造。 右リヤサスペンションを上から。写真右方が車両前側。アッパーアームはすべてを写真に収めることはできなかった。ハブ側が1点のボールジョイント、ボディ側は2点のブッシュ締結のA型形状のアルミ合金製。ダンパーの下側マウントが車軸に近いところにあるのが見てとれる。ばねは、舟形のロワー後リンクに載せられる。 右のリヤナックルを後方から。いちばん下の締結部はロワー前リンクで、中間部が一度絞られている構造。その上の締結部はトーコントロールリンクで、こちらも鋼製。一段上がった後方の締結部が、ロワー後リンク。ナックル自体はアルミ合金製。 ドライブシャフトまわり。すぐ上のピボットはダンパー。RZ34型ではダンパーをモノショック型に改めることで、応答性を高めている。その奥にアッパーアームが見える。手前に映るのはロワー後リンク。 アンチロールバーは、短いリンクを介してアッパーリンクに接続される。 フロントサスペンション:ダブルウィッシュボーン 右フロントサスペンションを前下から。上下アーム、ナックルともにアルミ合金製。ステアリングは、ご覧のように後ろ引き。 ロワーアーム。アンチロールバーは短いリンクで締結。ダンパーはロワーアームに立てたフランジで左右からくわえこむような構造。 左フロントサスペンションを後下から。ロワーアームを上手に避けるようにステアリングギヤボックス/タイロッドが通る。ロワーアームブッシュは前後ともに平行軸配置。サブフレームはフランジを多く立てたアルミ合金製。 アッパーアーム。長いナックルを介して接続するハイマウント式。ダンパーは上側マウントを車両後方に倒しキャスター角を増大、直進安定性の向上を図っている。 キーワードで検索する検索 シェア 投稿 ブックマーク # サスペンション (13)# サスを眺める (12)# フェアレディZ (4)# 日産 (43) 著者プロフィール Motor Fan illustrated編集部 続きを見る