トヨタ・SCG・CJPT、タイでのカーボンニュートラルに向けて協業基本合意書を締結

Siam Cement Group(以下、SCG)とCharoen Pokphand Group(以下、CP)、トヨタ自動車、Commercial Japan Partnership Technologies(以下、CJPT)は、タイにおけるカーボンニュートラルの実現に向けた協業を進めるべく、基本合意書を締結したことを発表した。

3つの領域でカーボンニュートラルを推進

■エネルギーソリューション

  • 水素をはじめとする再生可能エネルギーの活用、エネルギーマネジメント
    バイオマスや廃棄食料など、これまで見過ごされてきた資源を活用した水素製造や、他国に先行する太陽光や風力を活用した発電などタイの豊富な資源を活用することで、タイならではの再生エネルギーを活用

データソリューション

  • コネクテッド技術の活用による、積載効率向上や配送ルートの最適化を通じた、物流・人流の効率化
    発展著しいタイの通信基盤と、CPとCJPTの有するビッグデータを活用することでモノの流れや人の流れを効率化し、「今すぐできるCO2低減」を実現

モビリティソリューション

  • 様々な用途に応える多様なソリューションの提供
    タイのエネルギー事情や経済状況、走行距離や積載量といったお客様の使われ方に応じ、HEVやBEV、FCEVなど様々な電動車を提供し、より低燃費な車両への置換を含め、多様なニーズにお応えしながら着実にCO2を低減

上記領域に「今すぐ取り組む」ために、タイの経済特区において、エネルギーを「つくる」・「はこぶ」・「つかう」自立循環型の社会実装を実施し、効果を検証、他の地域にも展開できる原単位を作る取り組みを推進させていく。また、実際に協業を通じて削減できたCO₂量をもとに、タイ全土に広げた際の効果を算出し、カーボンニュートラルへの取り組みを可視化することにも取り組んでいく。

今回の協業は、CPの交通サービス事業を担うTrue Leasing Co., Ltd.の参画のもと推進される。今回の合意書締結に加わったCJPTは、トヨタのほか、いすゞ自動車、スズキ、ダイハツ工業が資本出資しており、物流効率化と電動化を軸とした取り組みを推進している。今回の協業を含め、アジアでのCJPTのカーボンニュートラルへの取り組みをさらに加速させるべく、必要な手続や準備が整い次第、タイに新会社「CJPT-Asia」(仮称)を設立する。なお、今回の協業には、CJPTのアジアの取り組みとして、日野自動車も参画して検討を進めていく。

養鶏場のバイオガスから水素を試験製造
(タイ→北海道鹿追町→タイ)
カーボンニュートラルモビリティ試乗会を実施(タイ)

キーワードで検索する

著者プロフィール

Motor Fan illustrated編集部 近影

Motor Fan illustrated編集部