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レクサスLSのルーフとサンバイザー、Fスポーツのシートにも採用された 東レのスエード調人工皮革 ウルトラスエードがLEXUS LSに採用された

  • 2017/10/21
  • Motor Fan illustrated編集部
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新型レクサスLSのインテリア。ルーフとサンバイザーにウルトラスエードが採用された。PHOTO:TOYOTA

東レ株式会社が展開するスエード調人工皮革 ウルトラスエードは、トヨタが2017年10月にフルモデルチェンジを行ったLEXUS LS500/LS500hおよび同モデルのスポーティバージョンである“F SPORT”に採用された。ウルトラスエードは、全モデルのルーフとサンバイザーに用いられ、“F SPORT”ではシートにも使用されている。

Fスポーツはシートにもウルトラスエードが採用された。PHOTO:TOYOTA
ウルトラスエードは、東レが1970年に超極細繊維の製造・加工技術を駆使して開発したスエード調人工皮革だ。45年を超える歴史の中で培った優れた質感や高い機能性は、ファッションの世界をはじめインテリアや雑貨、自動車内装用途などさまざまな分野で高い評価を受け、上質な高級素材として広く認知されている。

LEXUS LSは、1989年に発売された初代モデル以来、滑らかでパワフルな走りや圧倒的な静粛性・快適性をDNAとして継承するフラッグシップセダンである。

新型LSは、セダンとして十分な居住性を確保しながら斬新なクーペシルエットを両立し、低く構えたスタイリングと力強い存在感を実現。また、日本の美意識を基に伝統技術と最新の生産技術を融合させるなど、エレガントで独創的なインテリアとしている。
東レのウルトラスエードは、日本の先端技術による精緻で均質な質感が生み出す滑らかで上質な手触りと、内装空間を引き立たせる使用部位への高い追従性が評価され、採用に至った。
ウルトラスエードが、LEXUSに採用されるのは今回が初めてだ。


東レは、長期経営ビジョン“AP-Growth TORAY 2020”において、東レグループが目指す企業イメージのひとつに「先端材料の東レ」を掲げ、高分子化学・有機合成化学といったコア技術を駆使し、高機能かつ高感性な先端材料の開発に取り組んでいる。
東レは、ウルトラスエード®を「メイド・イン・ジャパン」のクールなイメージの先端材料として、さまざまな用途に提案し続けていく。

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