今回初出展となる人協調運搬ロボットのコンセプトモデル「LEAN」は、モノを持ち上げて運ぶ時の重心の変化や倒れる力を推定し、均衡する力を車輪にかけることで安定した姿勢を維持する機能を有している。
さらに、人が触れる際の軽い力も姿勢から検知して、減速や停止動作をすることから、工場や物流現場、日常生活などで人と協調して作業する未来の可能性を拡げる。
「LEAN」が人と協調してモノを運ぶシーンのステージショーを通じて、豊田自動織機が考える物流の新しい形が紹介される。
また、来場者が運びたいモノ、届けたい相手を選び、オリジナルな未来モビリティをデザインする体験型コンテンツ「ハコブスタジオ」が企画されている。

モノの移動に関わる多様なモビリティ向け製品を紹介するエリアでは、水素エンジン(参考出展)や燃料電池(FC)モジュールなど、カーボンニュートラルに貢献するパワーユニットをはじめ、大気圏再突入システム用耐熱材、バッテリー技術など、豊田自動織機の幅広い取り組みが展示される。

テーマ出展製品
未来モビリティ1. 人協調運搬ロボットコンセプトモデル「LEAN」(参考出展)
2. ハコブスタジオ(体験型コンテンツ)
水素3. 水素エンジン(参考出展)
4. 8kW 燃料電池(FC)モジュール
5. 水素循環ポンプ/エアコンプレッサー
電動6. 1.5kW/2.4kW ACインバーター
7. 電動コンプレッサー「ESH34」
8. 電動フォークリフト用スポットクーラー「TI-COOL」次世代モデル(参考出展)
宇宙9. 大気圏再突入システム用耐熱材料(参考出展)
バッテリー技術10. 水素製造装置用電極
11. バイポーラ型ニッケル水素電池