
1989年に中国・温州で設立されたCF MOTOはモーターサイクルを中心に四輪ATV、ヨットなどを生産するモータースポーツブランド。2011年からKTMとの提携を開始し、アジア向けの小型モデルを生産するほか、KTM用の大排気量エンジンの生産も行っている。2022年にはMoto GPへの参戦、2023年からはヤマハ発動機とも技術提携するなど、注目のブランドと言える。

2月1日に日本国内で発売される「250SR-S」は単気筒エンジンを搭載したフルカウルスポーツ。ホイールベース1365mmのコンパクトなフレームに、21.5kw(29.2ps)を発生する4ストローク水冷単気筒DOHC249ccエンジンを搭載する。足回りはフロントに倒立フォーク、リヤには肩持ちのスイングアームを採用している。ブレーキはラジアルマウントのキャリパー、アシストスリッパークラッチを装備。また、メーターにはフルカラーのTFT液晶パディスプレイを搭載するなど、装備も充実している。スポーティなフォルムのカウルには、フロントの両サイドにダウンフォースウイングを装備するなど、現代的でレーシーな雰囲気だ。コンパクトな車体は155kgと軽量で、気軽にスポーツライディングを楽しめるモデルとなっている。価格は税込で67万4300円となっている。





主要諸元
- エンジン形式:水冷4ストロークDOHC単気筒
- 総排気量:249cc
- ボア×ストローク:72mm×61.2mm
- 最高出力:21.5kw(29.2ps)/9750rpm
- 最大トルク:22N.m/7250rpm
- トランスミッション形式:6速リターン
- クラッチ:湿式多板式アシスト&スリッパークラッチ
- 全長 x 全幅 x 全高:2010mm x 750mm x 1100mm
- ホイールベース:1365mm
- シート高:780mm
- 乗車定員:2名
- 重量:155kg
- タイヤ :(F)110/70-17 (R)140/60-17
- ブレーキ:(F)φ300mm (R)φ220mm 前後ABS
- 燃料タンク容量:12L
- 灯火類:フルLED
