アートのような仕上がりのFD3S

マツダブースを彩ったFD3S型RX-7は、アート作品のようなエンジンルームを実現。20B型3ローターターボには、サンディエゴのOMDがワンオフで製作したビレットインテークやフェラーリ用の部品を使ったドライサンプシステムなどが採用されている。

トランスミッションはBMWの7速DCTに換装されており、ステアリングに設けたパドルスイッチでシフトチェンジ可能。日本のタイムアタックマシンをモチーフにしており、RE雨宮のエアロやエスプリのカーボンウイングなども装着している。

16年物のネバーエンディングプロジェクト

2009年に購入して以来、オーナー自身がコツコツとチューニングしてきたガレージビルドのJZX80スープラ。心臓部の2JZ-GTEはプレシジョンPTE8385のシングルターボセットアップに始まり、チタンパイピングやカーボンパーツ、XRPホースなど、その時その時にできる作業をコツコツとプラス。ブレーキとクラッチのラインにはStaubli(ストーブリ)のクイック&ドライディスコネクトカップリングを使って整備性を高めるなど、ユニークな取り組みにもチャレンジしている。

KA24ターボのシルフォーティ

北米仕様の240SX(S13シルビア)は、本来180SXと同じリトラクタブルヘッドライトを備えるが、顔面スワップはアメリカでも“S13 Silvia front end conversion”と呼ばれる人気のカスタムメニューとなっている。

この車両もフェイスをシルビア化した上で、エンジンは北米仕様に採用されるKA24DE型の直4DOHCをターボ化。サイクルフェンダーを導入し、内装もフルカスタムするなど、ドリ車っぽい雰囲気ながら細部をクリーンに仕上げている。

仮想タイプR快速ワゴン

アメリカだとシンプルに「シビックワゴン」という車名になるシビックシャトルは、本来FFがD15B、4WDがD16Aを搭載する。だが、この車両はB18AのスリーブドブロックにB16Aのヘッドを組み合わせ、インテグラGS-Rの5速MTとドッキング。

どデカいターボとインタークーラーを見せつけるドラッグマシンのような出たちは、カリフォルニアのビルダー「ビシモト」が以前製作したシャトルをリスペクトしたものと思われる。

1000馬力の超弩級ミニバン!

そしてこちらが、そのビシモトがかつて製作して大きな話題を呼んだオデッセイ。もともと2013年のSEMAのブースに展示するためホンダから依頼されたプロジェクトだが、あまりの奇抜さにビシモトの代名詞的ビルドとなった。J35型の3.5LV6エンジンは以前はターボネティックスのタービンで過給されていたが、現在はギャレットにチェンジ。完全剥き出しだったインタークーラーはホンダのエンブレムでちょい隠しされるなど、細かな変更の後も見て取れた。

スタンス系ローダウンSUV

SUVベースのモディファイドでユニークな例が、こちらのCR-V。B20B型の直列4気筒DOHCは吸排気系にチューニングが施され、エンジンルームもショー向けにペイント済みだ。

AirLiftの3Pマネージメントを使用したエアサスが組まれており、足回りにはTE37やWilwoodのビッグブレーキを装着。リヤはディスクブレーキにコンバートされている。また、フロントバンパーやグリル、フェンダーのほか、内装のセンターコンソール、果てはグラブレールまで日本仕様に交換され、徹底したJDM化も実現されている。

●取材イベント:Japanese Classic Car Show 2025
PHOTO:Akio HIRANO/TEXT:Hideo KOBAYASHI

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