2026年、新色で“らしさ”をもう一度。
ホンダはモンキー125のカラーバリエーションを変更し、2026年モデルを発表した。発売は3月6日。今回の主役は、新たに設定されたバナナイエローだ。
ホワイトタンクを基調に、鮮やかなイエローを組み合わせたツートーン。そこへチェック柄シートを合わせることで、初代モンキーの空気感を思わせる遊び心を現代的な質感で再構築している。懐かしさはあるが、古さはない。モンキーらしさが全面に出ていて楽しい!
ラインナップは全3色。
・バナナイエロー(新色)
・ミレニアムレッド2
・パールカデットグレー
継続色の2色も配色を見直し、フレームやサスペンションとのバランスを整えた。2024年の刷新で少し大人びた印象へ振れたモンキー125だが、2026年はそこに“楽しさ”をもう一度足した格好だ。
2021年、見えないところで大進化
もっとも、モンキー125の本質は色だけではない。
転機は2021年。エンジンはロングストローク化され、ボア×ストロークは52.4×57.9mmから50.0×63.1mmへ変更。低中速域のトルクを厚くし、街中での扱いやすさを高めた。同時にミッションは4速から5速へ。回せば伸び、流せば余裕がある。小さな車体に“ちゃんと走る”説得力を与えた。
空冷124cc単気筒、倒立フロントフォーク、前後ディスクブレーキ+ABS。
見た目はレジャーバイクだが、造りは妥協がない。
価格は49万5000円。モンキーの成り立ちを考えると高く感じるが、最近の原付二種市場は大体こんなもん。でもやっぱりたけぇ!
さて、2026年モデルは大きな技術革新を掲げるわけではない。
だが、熟成された中身の上に、原点回帰のカラーを重ねることで、モンキー125という存在を改めて明快にした。
小さいからこそ、全力で遊べる。
モンキー125は、いまもその立ち位置を揺らしていない。
過去のカラーラインナップを全色振り返る!
【2018年】 伝統を引き継ぎ誕生
125ccで蘇った“現代のモンキー”。空冷124cc単気筒に倒立フォーク、前後ディスク+ABSを奢りつつ、バナナイエローとパールネビュラレッドの2色でスタート。レトロな外観と最新装備を同居させた、原点回帰の第一歩だ。


【2019年】 ブルーを追加して3色に!
パールグリッターリングブルーを追加し3色展開へ。タンクの存在感を強めるツートーンが映え、キャラクターがより明確に。見た目の楽しさを広げた拡充期。

【2020年】 さらにブラックを追加して4色に!

【2021年】 大刷新!5速化&エンジンのロングストローク化
まず変わったのはタンクだ。往年のモンキーを思わせるツートーンをより強調し、クラシックロゴの存在感も明確化。外観は“らしさ”を磨き込む方向へ。その裏でエンジンはボア×ストローク50.0×63.1mmのロングストローク化を受け、低中速トルクを強化。さらに4速から5速へ進化し、巡航の余裕と伸びを手に入れた。見た目を整え、中身を熟成させた節目の年である。カラーラインナップは3色。



【2023年】 チェック柄シートの復活!
チェック柄シートを採用。初代モンキーへのオマージュを現代の質感で再構築し、遊びの象徴を明確にした。同時にタンクはツートーン配色を見直し、往年のイメージをより強調。バナナイエローも復活し、熟成したロングストローク&5速を土台に“らしさ”を前面に押し出している。



【2024年】 ポップから一転、シンプルな雰囲気に!
従来のポップな印象から一転、ツートーンの構成やフレームとのコントラストを見直し、全体のトーンを落ち着かせた。タンクの存在感は保ちつつ、配色の境界線や色味を整えることで質感を底上げ。遊び心は残しながらも、やや大人びたシンプルな雰囲気へと進化した。



【2026年】 定番のバナナイエローがまた復活!
復活のバナナイエローを軸に、チェック柄シートを全色に採用。2021年の熟成メカニズムをベースに、もう一度“らしさ”を前面に出した年。遊び心と完成度がちょうど重なる現在地だ。
みんなどれが好き? 筆者は2023年のバナナイエロー推し
さてさて、全色ズラッと見てみてると、意外と雰囲気が違って面白い。
初期の王道2色、4色体制の充実期、走りが成熟した2021年、質感を高めた2024年。どれもそれぞれに魅力がある。
その中で、筆者の推しは2023年のバナナイエロー。
チェック柄シートにツートーンタンク。遊び心は全開なのに、中身はロングストローク&5速でしっかり熟成。見て楽しく、乗ってちゃんと面白い。
悩んで、迷って、最後は“これ好き”で決める。
その時間まで含めて、モンキー125は楽しい。
【モトチャンプ】


