フロントを寝かせ、前後リジッドとしたチョッパースタイル。エンジンは走れば十分という考えからオートマ仕様を搭載している。

ワンオフフレームは、純正をベースに加工!

究極のチョッパースタイルといえば、前後サスペンションをリジッド化したハーレーだろう。そんな世界観をモンキーへ落とし込んだのが、このマシンだ。

前後をリジッド化するにあたり、単にサスペンションを外してロッド化するのではなく、パイプワークによるワンオフフレームで独自のスタイルを構築。純正フレームをベースに加工し、フレーム前方はネック加工で角度を変更。ワイド化したリジッドパイプを、オリジナル製作のステムで装着している。

リヤ側はシートフレームの補強パイプを取り外し、フレーム自体をショート化。そこへリジッドパイプを溶接し、左右を連結するスタビライザー的パイプを組み合わせた。一見スイングアーム風に見せる処理も見事だ。

アルミタンクや薄型のシートもワンオフ

前後ともワイド仕様のリジッドパイプとし、130サイズのワイドタイヤを装着。ハーレー系チョッパーではフロントを細くするのが定番だが、あえて前後とも極太とし、カスタムモンキーらしい主張を貫いている。

アルミタンクや薄型シートもワンオフ製作。スカイブルーに塗装したフレームとの相性も抜群だ。エンジンはバフがけで輝きを強調し、クランクケースには段付き削り加工を施すなど、ディテールも抜かりない。

バーハンドルもオリジナル製作。マウントするトップブリッジもワンオフで、市販品はグリップ、ミラー、メーター程度だ。
オートマ仕様エンジンは内部には手を加えず搭載。走りよりルックス重視のため、左右のクランクケースカバーを段付き加工して存在感を強調。
前後ともメーカー不明の7J×8インチアルミホイールを装着。タイヤは130/70-8で、8インチとしては最大級の幅となる。
チェーン引きが残るのは、プレートのみ純正を使用している名残だ。ブレーキアームは製作し、純正アームを継ぎ足してワイドタイヤに対応させた。

■撮影EVENT:第16回 モンキーミーティング in 多摩■開催地:東京サマーランド特設会場/■開催日:2024年4月28日(日)
※こちらの記事はモトチャンプ2024年9月号に掲載されたものです。