耐熱塗料がペンタイプで扱える! 開発したのは日本初の耐熱塗料メーカーオキツモだった

ブレーキキャリパー(以下、キャリパー)っていくら洗っても綺麗にならないですよね。その理由はブレーキダストや汚れが高温になるキャリパー表面で焼き付いたように固着して塗装面に浸透。シミのようになってしまうから。自称綺麗好きな筆者は「他はピカピカなのにココだけ」と、半ばあきらめモード。ブレーキキャリパーってけっこう目立つだけになおさら気になります。そんな悩みを抱えている人って意外といませんかね。
そこで今回試してみのがオキツモ社から出ている耐熱耐候マーカー。「オキツモ懐かし~」と思ってしまった。熱により錆びやすかったRZ250Rのマフラーの補修スプレーとしてお世話になりました。
そんなオキツモ社は日本で初めて耐熱塗料を生んだメーカーだそうで、1934年(昭和9年)にラッカー製造からスタートしたんだとか。当時【魔法の粉】と呼ばれたシリコンが熱に強い事に着目し、【耐熱塗料】の量産化に成功。現在も国内シェアナンバーワンの地位を獲得しているスゲー企業なんです。
ウェブサイトを見てみると(プロ向けと思われるマニアックな商品が多く楽しい!)、ほかにも断熱性の高いタイプや放熱性の高いタイプ、摩擦を減らす潤滑塗料なんかもあったりして、ケミカル好きの筆者としては興味深い商品がたくさんありました。気になる人はメーカーのウェブサイトを覗いてみてください。

タッチアップもこれ一本!カラバリが豊富だから塗り替えもできちゃいます

もうお気づきの読者もいると思いますが、今回はブレーキキャリパーのシミ汚れを上から塗ってしまおうという作戦です。ただ相手は高温になるキャリパー。一般的な塗料だと塗った直後は良いけれどそのうち塗料が粉状に剥がれてしまうのがオチ。そのため耐熱性が重要になってきます。
スプレータイプと違いペンタイプだからマスキングも不要でキャリパーを分解せずに塗る事ができるのが素晴らしい! 今回はイメージチェンジを兼ねてゴールド→レッドへ色を変えたけれど、タッチアップ的な使い方ももちろん可能。綺麗な足元をキープするなら持っておくと便利な一本だと思います。

ペン先をうまく使えば細かな場所も塗りやすい!

今回使ったのは中字だけれど、入りくんだ場所もしっかり塗れた。塗膜も厚めで二度塗りすれば透けもなくなり発色も鮮やかになりました。

定番カラーから、差し色になるカラーまで全7色!

マフラーの補修にも便利な黒をはじめ、ヤマハ車に多い赤やレトロな雰囲気になる白など、カラーも豊富なのは嬉しいポイント。

BEFORE

AFTER

浸透していた黒ずみ汚れも目立たなくなり、まるで新品のよう。逆にボルト類のサビが気になってしまいました。赤いブレーキキャリパーでレーシーな足元になり大満足。

オキツモ
耐熱耐候マーカー
770円
カラー:黄、赤、銀、黒、緑、白、青
描画幅1.0~1.5mm(細字)/1.5
~2.5mm(中字)
耐熱温度:1000度(黒、緑、白、青)、
600度(銀)、500度(赤)、400度(黄)

※この記事は月刊モトチャンプ2026年2月号を基に加筆修正を行っています