ツーリングとアウトドアをシームレスにつなぐ新コンセプト

バイク用品ブランドSCOYCO(スコイコ)から、ツーリングとアウトドアの両方を楽しむライダーに向けたカジュアルライディングシューズ「MT106」が登場した。国内総販売代理を務める株式会社はとやが発表したもので、日常のバイクライフから自然の中でのアクティビティまで幅広く対応する新しいコンセプトのライディングシューズとして展開される。
近年、ツーリングの楽しみ方は多様化している。舗装路のワインディングや観光地巡りだけでなく、林道走行やキャンプツーリングなど自然の中で過ごすスタイルが人気を集めている。そうした背景の中で、走行時の安全性と歩行時の快適性を両立する装備の需要が高まっている。
MT106は、スニーカーのような軽快さと本格的なライディングシューズのプロテクション性能を融合させたモデルとして設計された。街中の移動からアウトドアシーンまで、シューズを履き替えることなく一日を過ごせることを目指した製品となっている。
トレッキングシューズを思わせる新しいデザイン

MT106の大きな特徴は、従来のバイク用シューズとは一線を画す外観にある。デザインは軽登山やキャンプ用のトレッキングシューズを思わせるスタイルで、アウトドアテイストを強く打ち出している。
一般的なライディングブーツは無骨なデザインになりがちだが、MT106は街中でも違和感なく履ける外観を採用。ツーリング先での散策や旅先での街歩きなど、バイクを降りた後のシーンにも自然に溶け込む。
このようなデザインは、バイクを移動手段としてだけでなく、アウトドアや旅行の一部として楽しむユーザーにとって大きな魅力となる。ネイキッドバイクやアドベンチャーモデル、スクーターなど車種を問わず合わせやすい点も特徴だ。
悪路にも対応するラグソールと快適なフィット感

MT106は見た目のカジュアルさだけでなく、実際のライディングを想定した機能も備えている。アウトソールには凹凸の大きいラグソールを採用し、アスファルトだけでなく砂利や泥などさまざまな路面で高いグリップ力を発揮する。
この構造により、未舗装路を含む林道ツーリングでも安定した歩行と操作性を確保。さらに厚みのあるソールは足付き性を高める役割も担い、車高の高いオフロード車やアドベンチャーモデルでの扱いやすさにも貢献する。
シューレースにはダイヤル式の締め付けシステムを採用しており、グローブを着けた状態でも操作が容易。好みの締め付けに調整することで足全体を包み込むようなフィット感を得ることができ、アクティブなライディングでも安定した履き心地を維持する。
また、シュータン部分にはメッシュ素材を使用し、シューズ内部の蒸れを抑制。長時間のツーリングでも快適な環境を保つよう配慮されている。
ライディングシューズとしての安全性も確保

カジュアルなデザインでありながら、MT106はライディング用装備としての安全性も確保している。つま先とかかとにはインナープロテクターが内蔵され、転倒時の衝撃から足を守る構造となっている。
さらに、シフト操作による摩耗を防ぐシフトガードを装備。ソール内部にはスチールシャンクが組み込まれており、ステップ上での安定感と確実なペダル操作を支える。
素材には撥水性と耐摩耗性に優れたマイクロファイバーレザーを使用し、ツーリング環境で求められる耐久性にも対応する。カラーはブラックとブラウンの2色、サイズは26cmから28.5cmまで展開され、価格は税込1万6500円に設定されている。
ツーリングスタイルの拡張を提案する一足

近年、バイクの楽しみ方は多様化しており、走るだけでなく自然体験やアウトドア活動と組み合わせたツーリングが広がっている。MT106はそうした新しいライディングスタイルに対応するシューズとして企画されたモデルだ。
本格的なオフロードブーツほどの重装備ではないが、一般的なスニーカーでは心許ないという中間的なニーズを満たす設計となっている。林道ツーリングやキャンプツーリング、さらには旅先での散策まで、バイクとアウトドアの境界を越えて活躍する一足といえる。
日常のライディングに加え、より自由でアクティブなバイクライフを求めるライダーにとって、MT106は新たな選択肢となりそうだ。
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