モータースポーツを「技術と人材育成の場」として発信

公益社団法人自動車技術会は、「人とクルマのテクノロジー展2026」の開催期間中となる2026年5月27日、パシフィコ横浜において「モータースポーツフォーラム2026」を開催する。

同フォーラムは、モータースポーツの普及と発展を目的とすると同時に、自動車技術への理解促進や次世代エンジニアの育成を狙いとしたイベントだ。専門技術者に限らず、一般参加者にも門戸を開き、とくに中高生や大学生といった若年層の参加を期待している。

モータースポーツは、自動車誕生以来「次世代技術の実験場」として機能してきた。今回のフォーラムでも、「モータースポーツの技術と文化」をテーマに、最新の取り組みが紹介される。

人材不足時代におけるモータースポーツの役割

現在、自動車産業では次世代を担うエンジニアの確保が課題となっている。

そのなかで、モータースポーツが持つ「技術創出」と「クルマの魅力発信」という役割は、これまで以上に重要性を増している。フォーラムでは、こうした視点から、モータースポーツを入口とした人材育成の可能性についても発信していく。

F1タイヤ開発からドライバー視点まで、多彩な講演内容

今回のフォーラムでは、4つの講演が予定されている。

まず注目されるのが、元ブリヂストンおよびフェラーリF1チームで活躍した浜島裕英氏による「F1タイヤ開発体制の構築」。F1通算175勝に貢献した経験をもとに、タイヤ開発と供給体制の実際、そしてドライバーとの関係について語る。

トムスの藤本哲也氏は、「モータースポーツ×STEAM教育」をテーマに講演。レース活動で得た知見を活用した人材育成の取り組みを紹介する。

また、スーパーGTおよびスーパーフォーミュラで活躍する山下健太選手が登壇し、レーシングドライバーの視点から「人と技術がつくるスピード」について語る。ドライビングシミュレーターの重要性にも言及する予定だ。

さらに、童夢の天澤天二郎氏は、国産次世代フォーミュラカー開発プロジェクトについて講演。国内技術の育成とモータースポーツ産業の発展に向けた取り組みが紹介される。

参加無料、学生や一般参加も歓迎

フォーラムは2026年5月27日9時30分から13時まで開催。会場はパシフィコ横浜アネックスホール(F203+F204)で、参加費は無料(講演資料は有料)。

参加は会員・非会員を問わず可能で、4月1日から事前登録が開始される。定員に達し次第締め切られるため、早めの登録が推奨される。

技術と情熱をつなぐ場として

モータースポーツフォーラムは、単なる講演イベントにとどまらない。

技術、教育、そして“クルマの面白さ”を結びつける場として、自動車産業の未来を担う人材と技術の接点を生み出す役割を担っている。

【募集要項】 

日 時:2026 年 5 月 27 日(水)9:30~13:00 人とクルマのテクノロジー展 2026 期間中
場 所:パシフィコ横浜 アネックスホール F203+F204
参加費:無料  (ただし、フォーラム講演資料は当日アネックスホールにて有料で販売予定) 
参加資格:JSAE会員に関わらず、どなたでも参加可能
参加申し込み:2026 年 4 月 1 日(水)より下記 URL から事前登録を開始、定員になり次第受付を終了します

URL:https://www.jsae.or.jp/assoc/event/gakkai/forum/2026YOKOHAMA/prog_26-Y1/