911に興味のない人も“クーレークーレー”
3月になってクルマイベントはいきなり全開だ。3月のハイライトはもちろん日本GPだけど、上旬には空冷ポルシェの祭典「LUFT TOKYO」が銀座KK線であった。イベントの前後、クルマ界隈のSNSは空冷ポルシェ祭り一色といってよく、911に興味のない人までもが“クーレークーレー”と連呼した。イベントの核になった男は高田興平君といって、ゲンロク編集部の出身なんだけれど、彼と僕との初仕事もまた空冷ポルシェだったことは感慨深い。四半世紀前、僕は「993ターボ」に乗っていたので、それを題材にした企画だったと思う。内外装ブラックのシックな個体で3000kmの極上もんだった。「R34 GT-R」を売って買えた時代だ。結局、半年ほどで手放した。あまりにも完成度が高くて、このまま911にはまってしまうと、もう遺タリアンスーパーカーなどちゃんちゃらおかしくて乗れない、と危惧したからだった。993を売ってR34を買い直した。最後の限定車ニュルのV。M好きだったのにひよってVにしたらこれがもう最悪だった。300kmくらいしか乗らなかった。ずっと持っておけばよかったなぁ。
2026年3月第3週
2026年3月14日(土)

朝からもとホンダ広報マンの松本総一郎さんが経営する松本酒造の蔵開きに参加。ついでに伏見の酒所を高校時代の親友と巡る。こういう時間がやっぱり楽しい。餃子のミンミンでランチ後、京都駅から新幹線に飛び乗り新横浜、八王子経由で甲府へ向かう。この世は元ネコパブリッシングの笹本健次さん経営の常磐ホテルで「スーパーカークラシックス」の20周年パーティ。甲府泊。
2026年3月15日(日)
常磐ホテルのエントランスで「ランボルギーニ 400GT」と「カウンタック LP400」の記念撮影。私はツーリングには参加せず、そのまま電車で京都へ。甲府からだと横浜まわりの他、長野まわり、そして静岡まわりがあるが、滅多に乗らないだろうということで身延線に乗って静岡まわりにトライした。富士川の渓谷を走るローカル列車は旅情たっぷり。駅弁を買わずに乗り込んだことを悔やむ。
2026年3月16日(月)

午前中は歯の治療。とにかく噛み締めることが多いので傷みが早い。午後は執筆。
2026年3月17日(火)

早朝より「メルセデス・ベンツ G580」の電気自動車を撮影。そのまま東京へ走る。先週も書いたけれど、とにかく電費はあまりよろしくない。それでも電気を飲む力がすごいのでなんとかなるのだ。G580を返却し、代わりに「メルセデス・マイバッハ SL680」をピックアップ。御殿場へ向かう。御殿場泊。19時ごろ着いたけれど、“さわやか”はすでにその日の席がいっぱいだった。
2026年3月18日(水)

御殿場周辺でマイバッハ SL680をドライブ。街中では大きなタイヤを少々持て余し気味だったけれど、カントリーロードでは軽快だ。気分よく高速道路に乗ってそのまま京都へ向かったが、長距離ドライブでは思わぬ欠点が露呈する。上下左右に細かく揺れて落ち着かない。ロングドライブのあとはちょっと酔ったような感じで、身体も随分とこわばっていた。都内でホテルからホテルへ移動するようなプロムナードカーなのだろう。
2026年3月19日(木)

懸案の長い原稿を1日かけて仕上げる。なかなか難しいお題で、久しぶりに10枚を超える企画だったけれど、そもそも1万文字以上が好きなタイプだったので原稿を書くことを存分に楽しんだ。
2026年3月20日(金)

東京からの友人と京都駅で落ち合って関西の某所へ。そこにはすごい数のカーコレクションがあって、一度見てみたいというので間を取り持ったのだ。私も久しぶりに拝見し、胸が躍る。好きもの同士、話も弾んだ。
2026 2/28〜2026 3/20
走行距離 約1200km 試乗車数 4台
2025 11/1〜2026 3/20累計
連載期間中総走行距離 約2万5200km 試乗車台数 107台
