トヨタ・タイランドが、「ランドクルーザーFJ」新型をワールドプレミア、価格やスペックなど、その詳細も発表された。
また、ワールドプレミアでは、ランドクルーザーFJを4つのコンセプトカーで先行公開した。

世界初公開から5ヶ月後、トヨタ・ランドクルーザーFJは、ついに生産拠点であるタイに正式に上陸した。今回、4つのコンセプトカーと、そのコンセプトを象徴する幅広いアクセサリーが、このコンパクトオフロード車がランドクルーザーシリーズ全体においていかに重要な位置を占めているかを、トヨタは力強く示している。

FJは2.7Lエンジン搭載で4WDの単一グレードのみで、価格は126万9000バーツ(約620万円)からだ。ただし、これは初回限定特別価格で、今後は128万9000バーツ(約629万5千円)での販売となる。
しかし、日本での予想価格は500万円程度と予想されていたため、衝撃を与えている。また、既報の通り、5人乗りのFJ(「自由と喜び」を意味する頭文字)はタイで組み立てられ、日本への輸出は今年半ば頃に開始される予定となっている。

日本仕様の詳細は未発表だが、価格とサイズは参考になると思われる。
タイ市場では、IMV0ボディオンフレームプラットフォームをベースとし、全長4610mm、全幅1855mm、全高1890mm、ホイールベース2580mm、渡河水深は700mm(27.5インチ)となっている。
これはカローラクロスと比較して、全長が150mm、全幅が30mm、全高が270mm大きい一方、ホイールベースは60mm短い。

もちろん、カローラクロスよりもはるかにタフな印象を与え、その角張ったフォルムはFJクルーザーへのオマージュとも言えるだろう。デザインのハイライトは、グリルにトヨタのロゴがあしらわれたフロントエンドと、C字型のデイタイムランニングライト(オプションで丸型のレトロライトも選択可能)だ。

また、今回サプライズで4つのコンセプトモデルが発表された。これらのコンセプトカーは、メリディアン、ネイチャーエクスプローラー、レジェンダリー、そしてストリートクルーザーと名付けられている。それぞれのモデルは、新型ラダーフレームSUVのカスタマイズ性を最大限に引き出すためにデザインされており、オフロード性能、オーバーランディング性能、ビンテージ感、そしてスポーティさを重視している。

4つのモデルすべてに、トヨタ純正アクセサリーと、ARB、Old Man Emu、Lenso、Brembo、Yokohamaといったアフターマーケットパーツが組み合わされている。

タイ仕様のランドクルーザーFJは、IMVラダーフレーム構造をベースとし、最高出力166ps(122kW)、最大トルク245Nmを発揮する2.7L直列4気筒ガソリンエンジン(非電動)のみを搭載している。このエンジンは6速ATと、リヤデフロック付きパートタイム4WDシステムと組み合わされている。

タイでは、FJをハイグレードのみで発売。標準装備には、18インチアルミホイール、LEDライト、デュアルゾーンエアコン、12.3インチインフォテインメントシステム、7インチデジタルメーター、合成皮革シート、7つのエアバッグ、先進運転支援システム(ADAS)が含まれる。

発売価格は、同市場の最上位モデルであるトヨタ カローラ クロス GRスポーツ125万4000バーツ(約612万円)、やベースグレードのフォーチュナーよりも若干高めだが、新型ハイラックスの上位グレードよりは手頃な価格帯となっている。

トヨタは現在タイで他のランドクルーザーモデルを販売していないため、より大型の250シリーズや300シリーズとの位置づけは、日本での発売後に明確になるだろう。

注目の日本価格はどうなるのか、同様に今だけ価格は設定されるのか、注目される。尚、日本発売は5月〜6月と予想されている。