BMWが開発中のミッドSUV、X5の次期型のデビューを前に、このほど最新予想CGが製作された。

BMW iX5 プロトタイプ スパイショット

2027年モデル(あるいは2028年モデル)となるはずの次世代BMW X5の、より鮮明で詳細なレンダリング画像が公開された。初期のリーク画像では判断材料が限られていたが、これらの新しい画像によって、主要なデザイン変更点がより容易に把握できるようになった。

BMW iX5 予想CG

お馴染みSugar Designの協力のもと入手された予想CGを見ると、フロントエンドは6ヶ月前に発表された第2世代iX3とよく似ており、同様に垂直なキドニーグリルと特徴的なヘッドライトに加え、X字型のデイタイムランニングライトが採用されている。フロント下部はグロスブラックで仕上げられており、このパネルにはSUVの運転支援システム用のセンサーとカメラが組み込まれるものと予想される。

サイドを見ると、先代X5に見られた複雑なラインの一部が廃止され、より滑らかなドアパネルと、角ばった凹みのあるフロントおよびリヤクォーターパネルが採用されている。

インテリアには、BMWの最新パノラミックiDriveシステムを採用。フロントガラス下部にピラーからピラーまで伸びるワイドディスプレイが搭載され、新型i3やiX3と同様のインフォテインメントシステム、そしておそらく同じステアリングホイールが採用されることが濃厚だ。

このフルワイドスクリーンには、運転に必要な情報、ナビゲーション、メディアなどが表示され、すべてドライバーの視線上に配置される。ワイヤレスApple CarPlayとAndroid Autoは標準装備となる見込みだが、CarPlay Ultraは搭載されないものと予想されている。

次期型で注目されているのは、デザインだけではない。 BMWのベストセラーSUVであるX5が、初めてガソリン、ディーゼル、プラグインハイブリッド、電気、そして水素燃料電池といった幅広いパワートレイン構成で展開される見込みで、ユーザーはこれまでになく豊富な選択肢が得られることになる。

ガソリンエンジン搭載モデルとしては、40、40 xDrive、40d xDrive、50e xDrive、M60 xDrive、そしてリーク情報で確認されたM60e xDriveなどがラインアップされる。エンジンオプションには、ターボチャージャー付き2.0L 直列4気筒エンジンと、3.0L 直列6気筒エンジンに加え、BMWの4.4L ツインターボV8エンジンを搭載するものと予想されている新型X5 Mも含まれる。

電気自動車モデルについては、少なくとも6種類のバリエーションが用意されるものと予想されており、レンジエクステンダー搭載EVの可能性も残されている。電気自動車モデルは、i5のラインアップ構成を踏襲し、iX5という名称になる見込みだ。

エントリーモデルのeDrive40は最高出力約340psを発揮し、0-100km/h加速は6秒未満と見込まれる。さらに上位モデルのiX5 M60は最高出力約600psに達し、0-100km/h加速は約4秒に短縮されるものと予想されている。

次世代BMW X5は今後数ヶ月以内にデビューする可能性があり、発売されれば、今回紹介したレンダリング画像とほぼ同じデザインになるはずだ。また、市場では、ポルシェ カイエンやレンジローバー スポーツといった既存の高級SUVに加え、ボルボ EX90やポールスター3といった新型電気自動車とも競合することになるものと見られる。また、近い将来登場予定の、次世代アウディ Q7や、改良型メルセデス・ベンツ GLEも強力なライバルとなることは間違いないだろう。